
先日放送された「水曜日のダウンタウン」の中の企画が、一般人を完全に馬鹿にしていると批判が殺到。今まで、くだらないけど面白い様々な説を立証してきたこの番組ですが、今回は少しやりすぎかも?
大人気番組「水曜日のダウンタウン」

via google imghp2014年からTBS系で放送されている「水曜日のダウンタウン」。いろんな芸人がプレゼンターとなり、独自の「説」を発表してそれが本当か番組で立証するといった内容です。
今まで様々な説が放送され、傑作がどんどん誕生しています。
つり天井(ロメロスペシャル)はうつ伏せの人の膝裏に乗って脚を絡ませて両手を掴んで仰け反るやつです
水曜日のダウンタウンでライガーが優しくやれば体が伸びて気持ちいいみたいな説を実証してたの思い出した pic.twitter.com/wkGZuxfYjO— もこぶりん=虹天@ザイザル (@2Koopajr) 2017年1月27日
ロメロスペシャル(プロレス技) 整体中にかけられても気付かない説
これ個人的にはナンバーワンだと思ってますw何故かみんな気づかない・・・w
ロメロスペシャルに移行するときのお客さんのリアクションが面白い!獣神サンダー・ライガーは一応プロレスラーなのですが、この番組のレギュラーみたいになってますwvia google imghp
www(^o^) RT @inyou_te: 浜田雅功の「結果発表」でカラス撃退できる説、立証。/『水曜日のダウンタウン』 pic.twitter.com/CoZCMrtHTv
— anco♪ (@anco_yu) 2016年2月24日
浜田雅功の「結果発表」でカラス撃退できる説
これも名作。どんな芸能人よりも「結果発表」のコールが上手いダウンタウン浜田。そんな浜田の声を録音してカラスを撃退するというだけの内容なのですが笑いが止まらない・・・via google imghp
水曜日のダウンタウン、見てる。
【宇多田ヒカルのFirst Love「誰を思ってるんだろう」の部分 全員「誰をおもってるんだはー」と歌う説】おもろかった。『緊張と緩和』ってやつかぁ。 #水曜日のダウンタウン pic.twitter.com/tprTSf4fR6— NISHIMOTO (@kaimeinishimoto) 2015年8月5日
First Love『誰を思ってるんだろう』の部分 全員『誰を思ってるんだはー』と歌う説
これは大友さんの癖がすごすぎて全部持ってかれますwこの適度に馬鹿にしてる感じがいいんですよねえ。via google imghp
4月27日の放送内容に批判殺到
そんな水曜日のダウンタウンですが、先日放送された内容に対して、「一般人を馬鹿にしている」「いじめにつながる」と、批判が殺到しているんです。
【悲報】 水曜日のダウンタウン エキストラの背中に『バカ』の張り紙→1日ストーカーしてバカ連呼 https://t.co/TC5FbEFtMW pic.twitter.com/rFSvQlty0d
— ひまつぶし隊@ (@kaerutwite) 2016年4月29日
via google imghp今回たむらけんじがプレゼンしたのが、この「背中にバカとかの紙を貼られるイタズラ、自力で気付くの不可能説」。
ニセの企画と称してエキストラを呼び、帰り際に背中に「バカ 好きで貼っているのでほっといて下さい」と書いた紙をこっそり貼り付け、その後エキストラの一般人がその紙に気づくかを追跡して調査するといったもの。バカの紙を貼られたエキストラはその後普通に生活をしているのですが、全く気づく様子はなし。
そして番組側は、そのエキストラを「バカ」と連呼し、「エスカレーターを下るバカ」「うどんを食うバカ」「一息つくバカ」「一息つくバカ」とひたすらイジる。
「水曜日のダウンタウン」の企画に批判殺到、一般エキストラの背中に『バカ』の貼り紙のイタズラ…「イジメみたいで笑えない」 https://t.co/qxWZtyaEyB pic.twitter.com/USWrJmmhcT
— ももクロアイドル芸能NEWS (@antenaboy1) 2016年4月29日
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【27日に放送された「水曜日のダウンタウン」の中で「背中にバカとかの紙を貼られるイタズラ、自力で気付くの不可能説」という企画を放送し、一部の視聴者から批判の声が上がっている】https://t.co/JSIkTGUPgo#TBS pic.twitter.com/f4I2uM385s
— 結音 (@myamuis1) 2016年4月29日
via google imghpそして最後には、検証結果として「バカを貼られてもバカは気づかない」と完全にエキストラをバカ呼ばわり。背中に悪口を書いた紙を貼るといった行為をこのテレビを見た子どもたちが面白がって真似し、いじめに繋がるのではないか、実際にやられたことのある人からすれば気分が悪いのではないか、といった声が挙がっていました。
これだけの批判が挙がった原因としては、被験者に、芸能人や番組スタッフなどの関係者ではなく事情を知らないエキストラの一般人を使ったことでしょう。何も知らない一般人が町中で笑い者にされている様子に、「可哀そうで笑えない」「自分も絶対学校でやられると思うと憂鬱だわ」という発言が出るのも納得です・・・。
水曜日のダウンタウン 2016年4月27日
via www.youtube.com
「水曜日のダウンタウン」スタッフ制作の番組は面白い?
水曜日のダウンタウンの演出担当であるTBSの演出家・プロデューサーの藤井健太郎さん。
『水曜日のダウンタウン』演出・藤井健太郎氏に聞く SPの見どころと番組作りのこだわり | ORICON NEWS https://t.co/iqvU1o572L pic.twitter.com/RoSal4o9bj
— テレビメモ (@tvlogsnet) 2017年12月28日
via google imghp藤井さんは2003年のTBS入社時は「はなまるマーケット」などの情報番組の担当でしたが、入社3年目でバラエティに異動。ダウンタウンや雨上がり決死隊など豪華なメンバーが体を張ることで有名だった「リンカーン」の立ち上げにADとして関わり、その後さまざまな番組に参加。そして30歳の時に「クイズ☆タレント名鑑」をプロデューサーとして立ち上げると、この番組が大評判に。今では、「アメトーーク!」や「ロンドンハーツ」を手掛けるテレビ朝日の加地倫三さん、「ゴッドタン」や「ウレロ☆未確認少女」を手掛けるテレビ東京の佐久間宣行さんと共に、バラエティ界の3大人気プロデューサーとして名を轟かせています。
そんな藤井さんの手掛ける番組は面白いものだらけ。
クイズタレント名鑑とかいう番組wwwwww https://t.co/gW2Ncbr2kf pic.twitter.com/v3dJp7zeFy
— まとめの壺かぴ速@相互 (@kapi_soku) 2018年2月2日
クイズ☆タレント名鑑
藤井さんの飛躍的な活躍のきっかけとなったこの番組。芸能人に関するクイズ番組なのですが、とにかく攻めすぎ!
特に芸能人検索ワード連想クイズというクイズをメインで毎週やっていたのですが、有吉・おぎやはぎ・フジモンなどの解答者から出てくる芸能人の名前が放送禁止のピー音が必要なものだらけw
最高に面白い番組だったのですが、日曜8時という激戦区だったこともあり、2012年に終了してしまいました・・・。しかし打ち切り決定後にはMCの田村淳のTwitterにファンからの熱い存続希望の声が大量に届くほどの人気でした。via google imghp
これから大事な面談あるけど電車でこれみてこらえるのに必死だよわたしは!
小梅太夫で笑ったら即芸人引退SP テベ・コンヒーロ: http://t.co/Q3W7VNnbaB pic.twitter.com/dGzMhOIrf0— . (@mi_8823m) 2014年6月19日
テベ・コンヒーロ
クイズ☆タレント名鑑のスタッフと出演者が再集結したテベ・コンヒーロ。田村淳が、世の中のいろんな疑問を解決していくといった内容です。ちょっと水曜日のダウンタウンに近い部分もありますね。
テベ・コンヒーロの一番の大ヒットといえば、「コウメ太夫で笑ったら即芸人引退スペシャル」。「コウメ太夫で笑う人なんているのか?」という疑問から生まれた企画なのですが、これがびっくりするくらい面白いんですw
「チクショー1週間」というフリップネタで笑い死にました。つまらなすぎて面白いっていう不思議な感覚になります・・・。via google imghp
「クイズ☆正解は一年後」の2017年版をリアルタイム視聴できない関西人なので、仕方なく動画サイトにて2016年版を見ながら「クイズ☆放送は一年前」的に番組の雰囲気だけでも味わってますが、どうも不完全燃焼感が半端なくて年の瀬なのにイライラしてしまうので、そろそろ終了して布団の中へ入ります。 pic.twitter.com/sg2ItGbFpS
— ろっさん (@rsn_63) 2017年12月30日
クイズ☆正解は一年後
こちらもクイズ☆タレント名鑑の後継番組といったような番組。
年が明けてすぐ1月に、「今年起こりそうなこと」をテーマにクイズを行い、それを12月の年末に行う生放送で答え合わせするといったもの。2013年に初めて放送され、現在までに3回放送、2016年末の放送もすでに決定しています。
クイズの内容も、「今年離婚する芸能人は誰?」「矢口真里は今年中に復帰する?」といったゴシップ臭の強いものばかり。有吉も解答者として安定の毒舌です。via google imghpこうやって見ていくと、藤井さんの手掛ける番組は攻めたものが多い!今回のように炎上してしまうことも度々あるようですね。
最近ではテレビ番組、特にバラエティの演出について規制が厳しくなり、BPO(放送倫理・・番組向上機構)やコンプライアンスで問題となるような演出をテレビ局側が避け始めています。しかしそういった自粛行為によって、「最近のテレビはつまらなくなった」という声が大多数なのも事実。
今回のようなやりすぎな企画はダメですが、藤井さんにはこれからもBPOに負けない、ギリギリを攻めた番組作りをしていって欲しいものです・・・。