【危機】南海トラフ大地震の可能性、「ひずみ」でさらに高まる【動画】

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海上保安庁が、南海トラフ地震で予想される震源域で「ひずみ」が溜まっていることを発表しました。これにより、南海トラフ地震がさらに高まっています。伊勢志摩サミット直撃の可能性も…

via google imghp今年4月、九州地方全域で大きな揺れを観測した熊本地震。
2011年の東日本大震災以降、東北地方の復興が進む中で徐々に平穏が戻りつつある日本でしたが、今回の地震でまた多くの人の心に不安が植えつけられました。

「いつ来るかわからない」
これほどに怖いものはありません。いまだかつて見たこともないような災害が、明日来るかもしれないし、はたまた永遠に来ないかもしれないのです。

東日本大震災の時に、日本の人々は「津波」という災害を目の当たりにしました。今回の熊本地震では、特に家屋倒壊などといった地震の“揺れ”による被害を目の当たりにしました。
皮肉にも、(こういった言い方は不適切かもしれませんが)二つの震災によって大地震が起きた場合のイメージがつき、危機感を現実的に感じられるようになったのです。

そのため、恐怖心を覚えるとともに、来る災害を無事に切り抜けるための対策を用意している方が相当増えてきていると思われます。
結局、自分の身を守るのは自分であるので、不測の事態に備えておくのはとても大切なことですね。

…と、ああだこうだと言葉を並べてはいますが、そんな場合ではないかもしれません。実は今、海底がとんでもなく危ない状況なんです。

地震を引き起こす?「ひずみ」が溜まっている危ない状態

地震の頻発地帯として有名なのが、南海トラフ。
東海から四国あたりの南の海底にある、プレートが交わる大きな溝のことです。

南海トラフ巨大地震が起きた場合、死者は最悪の場合で33万人にのぼるとされています。
東日本大震災で1万8716人、2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震で28万3100人ですから、とてつもなく甚大な被害が見込まれていることが分かります。

その南海トラフ地震の震源になると予想されている地帯で、地震を引き起こす力となる「ひずみ」が蓄積されていることが海上保安庁から発表されました。
これは2006年以降、海上保安庁が行っている南海トラフ地震の想定される震源域内の15地点で、プレートの動きを観測した結果によるもので、過去の発表に比べて確実性は高いとしています。

南海トラフ地震のような海溝型地震の場合、ひずみの蓄積が多いほど大きな地震が起こるため、現在のように溜まっている状態は危ないようです。

南海トラフで地震を引き起こすひずみ 四国沖や東海沖

「ひずみ」や予想される津波について詳しく説明した動画ですvia www.youtube.com


伊勢志摩サミット直撃を危惧する声も

南海トラフの「ひずみ」が明らかになった今日この頃、同時に最もタイムリーなのが「伊勢志摩サミット」です。この「伊勢志摩サミット」に南海トラフ地震が直撃するのではと危惧する声が出てきています。

というのも、実はサミットの開催地が決まった段階で、一部の専門家は驚きを示していました。
伊勢志摩といえば、南海トラフ地震が起きた場合に大きな被害が予想される地域。各国の要人を招くサミットをそこで行うというのですから、無理もありません。
各国の首脳に何か危険があってはいけませんからね。ましてや、死傷者なんて出してしまったら、世界の政治に大きな影響が出てしまいます。リスクを考慮すれば、なかなか開催をためらわれる場所なのです。

近いうちの地震発生を予感させる要因が揃っている…

ここ最近の地震発生の状況や日本近海の状況、過去のデータなどを見ても、近いうちの大地震の発生を予感させる条件がそろってしまっているんです。

地震発生状況を見るに、南海トラフでの大地震や、それと同規模の伊勢志摩サミットの会場周辺の直下型地震が発生する確率は確実に高まってきているようです。
熊本地震の2日前には、三重県中部でマグニチュード3.5の地震が発生してる上、その5日後には奈良県でマグニチュード3.1の地震が発生しています。どちらも地震の規模は小さいですが、会場のすぐ近くで起こっているだけにその危険性が高まっていると言えます。

また、過去の南海トラフ地震発生の時期として、にもある特徴が見受けられます。
日本の南を流れる海流、黒潮には、時期によって大きく南に蛇行して流れる現象があり、過去の南海トラフ地震はすべてこの蛇行現象が起きていないときに起こっているのです。そして、現在はちょうどその黒潮の蛇行現象が起こっていません。
関係性の有無は定かではありませんが、不安を助長させるデータではあるように思います。

そして、ここ最近の日本の地震発生状況が、過去に相次いで大きな地震が起こった「慶長地震」(1600年前後)の状況と似ているのです。
「慶長地震」では、1596年9月に「慶長伊予地震」、その4日後に「慶長豊後地震」、そして翌日に「慶長伏見地震」が起こっています。いずれもマグニチュード7前後の大きな地震です。そして1605年には「慶長地震」が西日本全域で、1611年には「慶長三陸地震」が東北で起き、どちらもマグニチュード8前後でした。また、その後も1619年と1625年に九州でマグニチュード6ほどの地震が連発したのです。
この一連の流れが、近年日本で「阪神淡路大震災」「東日本大震災」「熊本地震」と連続して起きた大地震の状況に似ているので、近いうちの大地震発生を見込む人がたくさんいます。

伊勢志摩サミットのポスターvia google imghp現在、ここ30年で南海トラフ地震が起こる確率は6,70%と非常に高くなっています。サミット開催中に起こる可能性も十分に考えられます。

また、それだけでなくても、日本、特に西日本に住んでいる方々は災害への対策をより万全にしていかなければならない時期かもしれません。



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