
男女問わず人気で、アニメもヒットした「弱虫ペダル」。今回BSスカパー!で8月からの放送が決定したようです。
今度はこの作品に実写化の魔の手が…ファンの反応は?キャストはどうなるの?ファンががっかりしない実写化をそろそろお願いします!
また実写化!今度は弱ペダ
ハガレンの実写化発表から数日、今度は人気マンガ「弱虫ペダル」の実写化が発表されました。
最近になって映画業界もドラマ業界も、マンガが原作の実写化ばかりやっているような気がしますが、実写化という言葉ほど原作ファンにとってコワイものはありません。
伊藤英明主演、武井咲や山Pなども出演した「テラフォーマーズ」は、「伊藤英明の演技が下手すぎる」「脚本がクソ」など、映画サイトでも点数1が付けられまくるという散々な評価で大コケしてましたね。
また、山崎賢人演じるドSな男子高校生と二階堂ふみ演じる嘘つき女子高生の恋愛を描いた「オオカミ少女と黒王子」も、「録り方がひどい」「こういうのはもう飽きた」と、こちらも割と悲惨な評判。
B級映画か?と言われるほどひどかったテラフォーマーズ。
やっぱり予算の問題なんですかね。via google imghpファンががっかりするような脚本の変更や俳優の演技ばかりが目立ち、いい評判を聞くことがあまりないマンガの実写化。
弱ペダのドラマ化も、ファンとしては心配ですよね。
舞台化 ≠ 実写化?
最近はマンガやアニメ、ゲームの舞台化も多いですが、こちらは原作ファンにも大人気。
「2.5次元」とよばれ、原作の雰囲気を損なわないところが人気のようです。
その先駆けとも言える「テニスの王子様」のミュージカル、通称「テニミュ」は初公演が行われた2003年からずっと絶大な人気を誇っており、劇中歌などは見たことがない人でも知っているレベル。
テニミュから有名になった俳優もたくさんいます。城田優や斎藤工もテニミュ出身だそうです!
・・・でもミュージカルって、そもそも全然原作と違うじゃん!とおもいますが、何故かファンには受け入れられているんです。
テニミュ出演時の斎藤工。
やっぱりかっこいいですね。via google imghp他にもマンガ「黒子のバスケ」や、最近では人気ゲーム「刀剣乱舞」の舞台化も行われました。もちろん弱ペダも舞台化済みです。
ミュージカルだったりストレートプレイだったり形式は様々ですが、どれも高い人気を誇っていて、なかでも弱ペダの舞台は「2.5次元舞台」の中では1番の人気だそう。
どうして実写映画化や実写ドラマ化はファンに嫌われるのに、舞台化は歓迎されるのでしょうか?
それはやはり、キャラの再現度によるものでしょう。
舞台のキャストはキャラの性格だけでなく容姿もきちんと原作に寄せています。
例えば弱ペダの巻島裕介は長い緑髪に特徴的なタレ目ですが、演じる役者さんはきちんとキャラのウィッグをかぶり、メイクもしています。
弱ペダにかぎらず、他の全ての2.5次元舞台で、ウィッグとメイクはキャラを再現するために欠かせないものとなっていますが、これらの「キャラに寄せている」ことが、「2.5次元」と言われる所以ですね。
舞台版弱ペダの巻島裕介。
かなり再現度が高いです!via google imghpハガレンの実写化でもそうでしたが、主人公に配役されるのはジャニーズだったりすることが多く、ファンの気持を理解した配役、というかキャラに寄せるつもりが全然見られないですよね。
それが「実写化」がファンに嫌われる要因でしょう。
弱ペダのドラマは大丈夫か?
肝心のドラマ化の方ですが、8月にBSスカパーで放送することが決まっている以外に、キャストなどの発表はまだ一切されていません。
しかし、監督と脚本家は発表されていて、それぞれ棚澤孝義、吹原幸太となっています。
棚澤さんは大ヒットドラマ「半沢直樹」を手がけた方で、その実力派は確かなもの。
脚本の吹原さんも話題になったドラマ「天才バカボン」の脚本担当。
ひどいものにはならないかな…という感じはします。安心はできませんが…
そしてBSスカパー!は昨年7月に麻雀マンガ「アカギ」のドラマ版の放送を行っているのですが、そのキャストの再現度も高く、演技もかなり忠実だったことから一部で話題になっていました。
こちらがその「アカギ」の主人公で、本郷奏多演じる赤木しげる、そして原作にも登場する、津川雅彦演じる鷲巣巌。
via google imghpこれはかなり似てますね!
このこともあって、一部ではキャストは安心できるのではないか、という声もあがっているようです。
実写版の理想として、ファンの間では舞台版のイメージも付いているでしょうから、完全に納得するというのは難しいと思います。
ですが、おそらく主人公がジャニーズだったり全然キャラが変わっているというのはなさそうです。
ただ、気になるのはストーリー。自転車でのレースは過酷ですから、演技とはいえ実際に走るのは無理があるでしょう。
また、原作でキャラクターたちが使用しているロードバイクは1台が数十万円というかなり高価なもの。
揃えるのは大変でしょうし、かと言って全く違うモデルを使えば、一瞬でファンにバレてそれこそ叩かれてしまいます。
ちなみに舞台版ではキャスト全員がバイクのハンドルのようなものだけを持って足踏みバタバタしています。笑
ドラマ版でもこれ・・・なのでしょうか。via google imghp
まとめ
原作ファンの間では、「実写化とかは原作ファンのためじゃなくて、ファンじゃない一般人向けだから…」と、半ば悟ったような反応もあり、やっぱりみなさん期待はそもそもしていないようです。「スカパー映らないからもうどうでもいいや」と、完全にスルーしている人も。
今までの実写化された作品の多くを見れば、その反応は当然といえば当然ですね。
でもキャスト次第では、大きくヒットする可能性もありますからね!まずはキャストが発表されることを、なるべく期待せずに待ちたいと思います。
せっかくなので、やっぱりドラマ版には頑張って欲しいと思います!