27時間テレビはつまらない?放送事故と感動おしつけ

バラエティ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

視聴率の歴代ワーストを記録してしまったフジテレビの2016年27時間テレビ。グダグダな番組進行と放送事故に加えて、無理矢理感動のフィナーレを作り出したことに視聴者も激怒。ダンク選手権の決勝・優勝と27人連続ダンクの酷さも!

視聴率ワースト

最近の不調ぶりに挽回したいフジテレビは27時間テレビに懸けてきたようですが、結局不発に終わってしまいました。視聴率は7.7%と歴代視聴率とは大幅に離されてのワースト1位。2013年の9.8%から2ポイントもダウンして、フジの下降は止まらないことが明らかになりましたね。毎年24時間テレビと同じようにメインパーソナリティーが27時間ほぼぶっ通しで番組進行するというのが恒例ですが、今回は史上初の試みとして、リレー形式を導入しました。最後の方になると、必ずMCの方が元気がなくなってしまうのが目に見えていましたが、一部を除いてMCを交代でまわすことにより、元気なMCのまま続けられるというのがメリットです。2014年にはSMAPが27時間テレビの総合司会を務めましたが、ハードな企画の数々に憔悴しており、最後にはノンストップライブを行わせるなど、若くはないSMAPにはものすごいキツい行いでした。最年長の中居正広などはライブ途中にダウンしてしまったりと、見ていられなくなるくらいだったのでファンからも不評だったそうです。


2014年のフィナーレのライブ。疲労や眠気がピークに達したようで、歌えなくなってしまったSMAP中居正広。この姿に感動を覚える人もいたようだが、フジテレビに対して文句が殺到したようだ。via google imghpしかし、今回の総合司会のリレーは体力面には配慮されていますが、全体のインパクトからするとやや欠けていたようで、ただ複数の番組をつなげていただけのように見えてしまったそうです。実際、MCがばらばらだと果たして27時間テレビをする理由があるのか分かりませんね。そして27時間テレビに対する不評はまだまだあるのでまとめてみました。

放送事故

MCが途中からさんまに切り替わり、「ホンマでっか!?TV」が終わった後の「さんまのお笑い向上委員会」での出来事です。いつもと比べると倍以上の芸人がひな壇に座っていましたが、それらにプラスして間寛平やジミー大西、村上ショージなどの超ベテラン芸人も参加していました。番組進行するも芸人がそれぞれ暴れる始末で、全く進まず、ゲストの東国原英夫(元そのまんま東)は開始からずっと待っていましたが全然呼ばれませんでした。さんまのお笑い向上委員会はゲストを向上させるという企画で、ひな壇に座る芸人がゲストに「クレーム」を出し、向上させていきます。ほとんどの場合何も解決せずに終わり、ただゲストは荒らされて終わるだけです。芸人のトークの応酬や一発芸のようなネタを連発するのですが、好き嫌いがありそうな番組ですね。東国原もやっと呼ばれ、クレームを出されたのですが、クレームを出したロッチの芸を真似することになり、実践することになりました。その芸が下の動画になります。

via www.youtube.comこれはアウトですね。スタッフが横からハリセンのようなもので尻を隠してはいますが、見えてしまっています。準備されているので、スタッフ側からすれば想定済みだった可能性は考えられますが、限りなくアウトに近いですね。視聴者も不快に思う人が多かったらしく、生放送だったら余計に下ネタについては規制しなければいけなかったと思います。瞬間最高視聴率が「痛快TVスカッとジャパン」のときだったということで、この放送事故から視聴率が下がっていったのではないでしょうか。


ナオト・インティライミむりやり100曲終わらせる

4大企画として、ナオト・インティライミが100曲歌うという途方も無い企画を作りました。お祭り男ですから、ライブを盛り上げることには長けているとは思いますが、なんのために100曲も歌うのか訳が分かりません。最後の「上を向いて歩こう」に関してはとても感動を誘うものになったと思いますが、それまでの前座だとしたらあまりにも長すぎます。もちろん100曲全てを放送するわけはありません。主に他のアーティストとコラボレーションするときだけ放送されます。ほとんどの曲はダイジェストで一瞬流れるのみです。ナオト・インティライミは頑張ったとは思いますが、その頑張りは全く報われていないような気がしてなりません。超人的なことを成し遂げているのに感動は薄かったですね。放送を見ている限りではきちんと歌っていたようには思えたのですが、視聴者が「?」となったのは最後のライブのフィナーレのところ。ナオトは全曲をメドレー形式ではなく、最初から最後まで歌っていたような感じでした。しかし、90曲をまわったあたりから時間的に厳しくなったのか、それまでとは打って変わって超ハイペースで進みました。ものすごいスピードで、「あれ、もう一曲終わったの?」と視聴者も感じたでしょう。最後だけはしっかり占めたので文句はないですが、少し無理がある感じがしたのは否めません。喉にも負担がかかっていたのは確かですし、ネットではナオト・インティライミは祝福されているので、いいですが、やはり企画自体が尋常ではないです。頑張りが反映されていないので、やめてほしいですね。

スーパーダンク選手権の悲しい終わり方

これも4大企画ですが、スーパーダンク選手権を実施しました。高校の中で男子3人・女子3人・教師1人でチームを組み、バスケットボールのゴールの壁に順番に当てていき最後にダンクシュートを決め、その美しさや華やかさで一位を決めるという企画です。採点はプロバスケ選手がしました。予選から変な雰囲気が漂っていました。ルールも曖昧で、壁に当てていくはずなのに下にバウンドさせてもOK。リングに当てるのは失格であったり、よくわかりませんでした。予選では3校全てが失格になった場合は独断と偏見で採点者が選ぶことになっており、落ちた高校は本当に可哀想でした。決勝でも悲惨な事故が起こり、優勝候補の高知商業が最初の壁パスをミスってしまいました。他の誰の手にも触れることのない事態に「もう一回やらせてあげよう・・・」のような雰囲気もあったのですが、結局そのまま敗退。華麗なパスからの豪快なダンクを見せていた長崎日大が優勝しました。しかし他のチームと比べると見劣りするレベル・・・。決勝で敗退した高校や準決勝で敗退した高校にはもっとカッコいいダンクがありました。ミスをしないチームが勝つというのはいいのですが、本当にすごいダンクをするチームがいないのはそれはほんとの選手権なのでしょうか。準決勝からは各チーム3回ずつチャレンジできるというような形式にしてもらいたかったですね。決勝を3校で争うようにしていましたが、2つの高校がミスしてしまったので、採点関係なく優勝が決まってしまい、何とも盛り上がりに欠ける幕切れ。改善が求められます。

プレッシャーが大きいとは思いますが、一回勝負では当たり前です。競技ルールが厳しすぎました。もっと凄いダンクが見たかったですね。

ダンクによるフィナーレの雑さ

ダンク選手権の終了後、Hey! Say! JUMPと決勝に進出した高校生27人でダンクをすることになりました。しかし、Hey! Say! JUMPの度重なる失敗に番組が終わりかけ、ぎりぎりの状態に。そこで苦肉の策として行ったのがコチラ。

via www.youtube.comツッコミどころが多すぎます・・・。まずはミスをしたのにもかかわらず続けたことでしょうか。途中に実況で「これが生放送の醍醐味」と話していましたが、生放送だからこそ感動は本物でなくてはなりません。失敗を成功のように美化するのは良くないのではないでしょうか。お情けにしか見えなくてかえってダサい印象ですね。2度もミスしたのに続けてしまってOKをもらうのは見てる側も感動が半減どころか全くありません。失敗しないからこその感動です。27時間テレビに掛けて「27人連続ダンク成功」を目指したようですが、尺を考えてHey! Say! JUMPを外すべきでした。練習をしていない人を出して感動は得られません。ファンのためかもしれませんが、Hey! Say! JUMPのせいでフィナーレがつまらなくなってしまったと思います。そして達成した時の人数が25人でした。現役NBA選手などが最後に決めてくれるはずだったのですが、いませんでした。ということは人数からしても「27人成功」していません。ネットではテレビの闇という声まで上がっており、感動の押し売りが気になります。全体を通して無理がありすぎて、感動できないことが多かったようです。27時間テレビにも感動を求めるようになってきていますが、それは日テレの方でやるので、視聴率を取るためにはフジテレビは笑いに専念したほうがよいのではないでしょうか。



ページトップへ