2017年プレミアムフライデー開始!月末金曜日は早く帰れる?

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2017年2月から実施される事が決まったプレミアムフライデー。月末金曜日に国民の消費を促す為始められる取り組みであり企業に午後3時退社を勧めて行く計画であるが、これにネット上で賛否両論が繰り広げられています。

プレミアムフライデーって何?

度々話題になっている日本国民の消費不足。現代の人々は昔よりお金を使う機会が減り、国内では消費より生産が上回っている状態に。
日本の景気を回復させる為には今のままでは厳しく、もっと国民が積極的にお金を使い世の中でお金を回して行かなければいけないとされています。

と、不況打開策を口で言う事は誰にでもでき簡単そうに言いますがそんな事出来るならもうとっくにやっています。使いたくても使えない!という意見を持っている国民はとても多いはずです。
使いたくても使えない理由として多くあげられるのが
・まず自分自身に使うだけの所得が無い
・仕事に追われすぎてお金を使う時間が無い
これが最も多く聞かれる声なのではないでしょうか。

確かにお金が余る程あったら誰でも今よりは確実に自分自身に掛けるお金も娯楽を楽しむお金も増えるはず。しかし低賃金労働者からすると一生懸命働いて稼いだお金も日々の生活費に回すだけでもう消えてしまう・・・。そんな人にもっとお金を使いなさいと言うのは無理がある話です。
たとえ贅沢な暮らしをせず質素な生活を心掛けていても自由に使えるお金は微々たるものという人は多くいるはず。

そして満足するだけの給料は貰える仕事はしている。ただその額を貰う為には人一倍自由な時間を潰してまで働かなければならない。
そうするとお金はあっても使う時間が無い。という意見を口にする人が多いのも現実です。
政府が国民に促すもっと消費して!は机上の空論であり、それが叶わないから現在の日本経済になっているのです。

そんな不況の打開策として新たに発表されたのが2017年2月より施行されるプレミアムフライデー。
初めて耳にする単語であるだけに多くの人が「ん?」と首を傾げるはずです。

ネット上を飛び交うプレミアムフライデーという単語。
私も初めて耳にする単語でありどのようなものなのか気になったので調べてみると、

消費の停滞が続く中、政府や経済界は、買い物などを促そうと、来年2月から月末の金曜日を「プレミアムフライデー」と銘打ち、デパートが限定の商品やサービスを提供するなどのキャンペーンを全国で実施することにしています。
キャンペーンに向けて、経済産業省と経団連、それに業界団体などは、今月中旬にも新たな協議会をつくって具体的な実施方法を検討することにしていて、この中で、月末の金曜日は従業員が午後3時をめどに退社できるよう企業に対応を呼びかける方針です。

プレミアムフライデー推進協議会によって発表された内容。
分かりやすく要約するとこのような取り組みになっています。

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via google imghp

確かに理にかなってはいます。

金曜日といえば土日祝休みの企業で働く人からすれば翌日が休みであるいわゆる“華金”。
そんな月末の金曜日に午後3時で仕事が終わればそこから、同僚と飲みに行くもよし。家族揃って金土日曜日を使いちょっとした旅行に出掛ける事もできますね。
そんな人が増える事を見越して飲食業や旅行会社に色々なキャンペーン等をして集客を見込むようにしよう!という感じの方針ですね。
しかし華金とはいえ、月末の金曜日は月によっては給料日前だったりするはずです。
給料日前のお財布事情を抱えた人が消費するものでしょうか?

確かにこれが計画通りに進む事で仕事が早く切り上げられ、消費が増すしサービス業側の利益が増える。まさにWin-WInな流れを築けそうではあります。
しかしあくまでこれは妄想の話です。まず根本的な消費する為の“収入”はどうなるのでしょうか?
先程も書いた通り、消費を促進する為には自由に使えるお金と自由な時間が必ず必要になります。
午後3時終業にする事によって以前より自由な時間は確保できました。
しかしそれによって給料が低くなっては意味がありません。
大企業や公務員の方はいいかも知れませんがそうじゃない方はどうするのでしょう・・・。

そして必ずしも全国民が恩恵を受ける事にはならないプレミアムフライデー。

プレミアムフライデーが適用され月末金曜日の消費が進むと以前より労働の負担が増える国民が出てくるのも事実。
それが社会、会社的には嬉しい事であっても負担が増えた分賃金やその他待遇で反映されなければ労働者はどうすればいいのでしょうか。
一部の国民に対してしか効果が見込めないのでは?と疑問が残る計画に国民の声は様々です。

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via google imghp

プレミアムフライデーは賛成?反対?

プレミアムフライデーの開始に伴い多くの国民が賛成、反対の意見を述べています。
その理由も多種多様で様々な意見が聞かれています。

賛成意見

・「ハナキンで、気分もワクワク、仕事なんかお昼で終わらせて、もっと早くめっちゃ遊びたいから!!」

・「一斉に、この様なことを決めないと、いつまでも仕事をし続けてしまうため」

・「同僚や友人との交流が増えそうだから」

・「1週間頑張ったので、気の合う仲間同士で食事などを楽しめれば、ストレス解消にもなるし、また来週からも頑張ろう! と思えると思うから」

・「サービス業なので通常とは逆に売り上げが期待できるメリットがある」

・「次の日が休日なので遅くまで遊んでいても大丈夫だから」

やはり時間に余裕ができる為、遊んだり交流の時間が増えるから賛成という意見が多いです。
残業を切り上げるいい理由になるという意見も多かったです。


反対意見

・「休みによるしわ寄せが来る」

・「大企業の人間は月末の金曜夕方に下請け及び業者に仕事を押し付けて帰ることができるが、短納期を求められる中小・零細企業の人たちはなかなか早く帰ることはできないと思う」

・「月末がネック。月末は締め切りが多く、そのしわ寄せが前後の日にくる。まだ余裕のある第2か第3の月中が良い」

・「職種にもよるが土日が休日となる会社は金曜日に多少の残業をしてでも繰り越せない仕事が残っているので、簡単に実施できないと思う。おそらく責任感の薄い人がさっさと退社した後、年配者や責任感の強い人が残業するはめになりそう」

・「中小企業には関係ないこと。楽しむためのお金は政府が出す訳でもないのに楽しめるわけがない」

・「一部の人しか恩恵がないと思います。買い物や食事の対応をする人たちは大忙しですよね?」

かなり現実的な意見が多く見られています。
ですが本当にこの通りになりそうではありませんか?

どうやら賛成、反対の意見は半々くらい。やや賛成派の方が多いでしょうか。
2017年2月24日から始まるプレミアムフライデー。
政府が望むような効果は本当に期待出来るのでしょうか。

プレミアムフライデーよりもこっちが良い?

ネット上では賛否両論、いろんな意見が交わされていますが、「プレミアムフライデーよりこっちを導入すべき」という意見がいくつが出ているのです。

では、紹介していきますね。

毎日定時に退社

プレミアムフライデーが導入されて金曜日に早く退社するとなると、本来その時間に行っていた仕事を他の時間にしないといけません。

すると前日の木曜日に残業をするということになるのです。

これでは労働時間は変わらず、本末転倒。

プレミアムフライデーを導入する意味がありませんね。

そこでまずは、毎日定時に退社するように義務付けることが大事だという意見が出ているようです。

ただその場合、定時までに処理しきれなかった仕事はどうするのか、という問題も出てきますね。

結局、やるべき仕事の量が変わらないのですから。

まずは収入を増やすことで消費を促し、その結果企業が潤い収入が増える、という流れにもっていくための方法としては、まだ別の方法が必要ではないでしょうか。

祝日と土曜日が重なったら、直前の金曜日を振替休日にするハッピーフライデー

もう一つの意見がこちら。

確かにこれなら、プレミアムフライデーよりも現実的ですね。

実際、月曜日に休日が振替になるハッピーマンデーはあるのですから、同じようにするのが自然だと思われます。

ただこれでは本来ある祝日が手に入るというだけで、ワークライフバランスの根本的な改善にはつながらないのではないでしょうか。

結局休みが増えた分だけ他の日にしわ寄せがくるという問題や、お金がないので消費につながらないということになりかねないでしょう。

消費を増やすには労働時間を減らすことではなくて収入を増やすことが大事。

収入がないから、消費の余裕が持てないほど働いているのですからね。

プレミアムフライデーはあまりぱっとしない政策でしたが、今後も働き方の改革を進めていってほしいと思います。

プレミアムフライデー まとめ

2016年電通の女性社員が過労を苦にして自殺してしまうという悲しい報道がありました。
それから日本全国労働時間の規制が厳しくなったとされ、それもあり今回のプレミアムフライデーはとても聞こえが良いのですが、負担が軽くなった分重い負担が掛かる人がいるという事も忘れてはいけないと思います。
かといって、代案を求められると私のような政治経済の知識が無い一般人では到底思いつかないのですがあくまで一国民の意見として捉えていただけると幸いです。