
2016年のMVP受賞者が決定しました。パ・リーグからは絶対的エースの大谷翔平。誰になるか注目を浴びていたセ・リーグでしたが、貢献したベテランが受賞しました。ネットでは神ってる鈴木が有力で、决定には疑問や不満が続出。
大谷翔平と新井貴浩がMVP
2016年のMVPが発表されました。セ・リーグとパ・リーグから一人ずつ選出され、セからは新井貴浩、パからは大谷翔平となりました。絶対的主人公である大谷翔平が受賞となり、メディアはもう大谷一色です。ベストナインにも投手・DH二つでの受賞となり、これ以上の栄誉はないでしょう。
【さらなる成績向上を誓う】 日本ハム・大谷、トリプル受賞のお値段は? 攻防線は4億円か(イザ編集部)https://t.co/G9quWba1I8 #news #日本ハム #野球 #大谷翔平 pic.twitter.com/x3EvJVnLSN
— イザ!編集部 (@iza_edit) 2016年12月2日
大谷翔平
via google imghp新井貴浩はベテランとしてチームを引っ張ってきたことが評価されました。阪神から出戻り移籍となり、阪神時代はカープファンから批判されていましたが、広島カープに帰ってからは大活躍。黒田とともにベテランの意地を見せつけました。通算安打数が2000本安打を超えたことや300本塁打を達成したことなどで印象に残ったこともあり評価されたと考えられます。
新井が初のMVP
今季のプロ野球最優秀選手(MVP)にセ・リーグは広島東洋カープの新井貴浩選手が初めて選ばれた。
132試合に出場し、打率3割、19本塁打、101打点の活躍で25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。通算2千安打と300本塁打も達成した。39歳はリーグ最年長受賞。 pic.twitter.com/5Jpyto5MbQ— のぶた@カープにしやがれ~ ♪ (@okamoto_nobuta) 2016年11月28日
新井貴浩
via google imghpMVPはMost Valuable Playerの略称です。レギュラーシーズンの活躍を見て、最も輝かしい活躍をした選手に送られます。最優秀選手ということですが、やはり優勝チームにどれだけ影響を与えたかで見る事が多く、暗黙の了解で優勝チームから選出されることになっているようです。優勝させた選手なので当然ですが、どれだけ良い成績を残していてもチームが優勝しなければ受賞できないことになりますね。2016年は日本ハムと広島カープがリーグ優勝を成し遂げたのでそれぞれから選出されました。妥当といえば妥当ですが、トリプルスリーを二年連続で達成した山田哲人など他チームですごい成績を残しているので、授賞させたい気持ちもありますね。
なぜ大谷と新井?
一見どちらも優勝チームから選出されており、選ばれるべくして選ばれたと思いそうですが、実は批判がとてもありました。2人が受賞する理由が不透明だからです。基本的には受賞させる理由を説明することはないので理由は分かりません。もっとも今回に限っては理由を説明したとしても、一番活躍したからと言われればそれまでですが。
パ・リーグ
まずパ・リーグですが、これは当たり前のように大谷です。投手としても打者としてもチーム一の成績を残し、インパクトも抜群でした。大谷がチームを優勝させたと言っても過言ではありません。しかし、少し疑問が残ります。大谷は投手と打者の両立を図り、二刀流をしていました。それが右手の豆を怪我したことで一旦休養を取り、打者に専念しました。もともと投手の方が中心で、打者もするといった感じだったので、両方とも中途半端な結果になりました。成績は良いのですが、規定投球回を投げられていませんし、規定打席にも立っていません。そのような選手がMVPに選ばれても良いのでしょうか。規定投球回とは最優秀防御率を達成するために必要な投球回数のことです。また、規定打席は首位打者等の打撃ランキングを算出する際に必要な打席数のことです。そして大谷はこの二つの規定に達成していないのにもかかわらず、ベストナインには投手・DHで選出され、MVPにもなりました。百歩譲ってDHは良いとしても、投手部門には否定的な意見も多いです。大谷の防御率は1.86。対して最優秀防御率に輝いたロッテの石川は2.16。防御率では負けているものの、規定回数投げているので評価されるのは石川のはずです。どうせMVPを大谷にするなら、ベストナインは石川か別の選手にでもあげればよかったと思いますね。
セ・リーグ
そうはいってもメディア的にも大谷翔平推しはものすごかったので仕方ないといえます。しかし、セ・リーグはなんとかなるのではないでしょうか。新井貴浩がMVPとなりましたが、優勝チームである広島カープでももっとたくさん候補の選手がいました。他の選手と新井貴浩の成績を分析してみましょう。新井はMVPを達成した根拠としてあげられるのが、通算2000本安打や300本塁打、出戻りとなりながらもベテランとしてチームを引っ張ったことです。加えて打率.300、19本塁打、101打点と4番打者にふさわしい成績を出しました。並べてみると新井が一番かと思う人もいるでしょう。4番に座るとプレッシャーのためか思ったような成績にならない人もいます。様々な面において新井はトップクラスです。対立候補としてあげられるのは同チームの菊池涼介と鈴木誠也です。菊池涼介はリーグ最多安打でゴールデングラブ賞も受賞しています。セカンドとしての守備の安心感と攻撃面でも活躍しています。鈴木誠也は「神ってる」と言われた張本人。菊池とおなじくゴールデングラブ賞を受賞していますし、サヨナラホームランなど記憶に残るシーンがたくさんあります。成績は菊池が打率0.315、13本塁打、56打点。鈴木は打率0.335、29本塁打、95打点です。本命としては鈴木誠也でしょう。監督が「神ってる」と話しましたし、成績も申し分ありません。打率はリーグ2位で30本塁打まであと一歩です。打点も新井には及びませんがリーグ5位。下位打線でこの順位は評価できるのではないでしょうか。数字だけみると打率も本塁打数も上回っていますし、インパクトは新井よりもすごかったです。それにMVPは特に数字を重視するべきだと思います。チームに貢献したのは誰かが一目瞭然でわかります。
ジョンソン「沢村賞デス」
野村「16勝で最多勝、最高勝率です」
鈴木誠也「.335 29本 95打点です」
菊池「最多安打、GGです」
丸「B9、GGダブル受賞です」さあ!気になるMVPは!?!?!?
新 井 貴 浩
— 時雨つばき (@SgrTbk) November 29, 2016
イメージ先行の投票
MVP 投票
via google imghp結局MVPは記者が投票するため、イメージ先行になってしまうということです。野球が好きな記者が多いかもしれませんが、メディアの祭典なのでMVPにすることで利益の多そうな選手が選ばれるでしょう。大谷はもちろんのこと、鈴木や菊池ではインパクトに欠けるので新井がちょうどよかったといえます。また、成績的には圧倒的に鈴木でしたが、年齢が若すぎたこともありますし、まだこれからも取れると考えられたこともあるかもしれません。点数を見ても大谷は圧勝ですし、新井も2位の菊池と300点以上引き離しています。MVPは目立った選手が受賞すると割り切ったほうがいいでしょうね。
鈴木誠也はまだ若いしこれからも可能性があるって考えた記者も多かったということなんですかね
もちろんそんな考えでMVPを決めてほしいとは思わないけど、今回は新井で文句ないんじゃないとも思う— やきう (@ys_pro51) November 28, 2016
2016年のMVP受賞者が決定しました。パ・リーグからは絶対的エースの大谷翔平。誰になるか注目を浴びていたセ・リーグでしたが、貢献したベテランが受賞しました。ネットでは神ってる鈴木が有力で、决定には疑問や不満が続出。
大谷翔平と新井貴浩がMVP
2016年のMVPが発表されました。セ・リーグとパ・リーグから一人ずつ選出され、セからは新井貴浩、パからは大谷翔平となりました。絶対的主人公である大谷翔平が受賞となり、メディアはもう大谷一色です。ベストナインにも投手・DH二つでの受賞となり、これ以上の栄誉はないでしょう。
【さらなる成績向上を誓う】 日本ハム・大谷、トリプル受賞のお値段は? 攻防線は4億円か(イザ編集部)https://t.co/G9quWba1I8 #news #日本ハム #野球 #大谷翔平 pic.twitter.com/x3EvJVnLSN
— イザ!編集部 (@iza_edit) 2016年12月2日
大谷翔平
via google imghp新井貴浩はベテランとしてチームを引っ張ってきたことが評価されました。阪神から出戻り移籍となり、阪神時代はカープファンから批判されていましたが、広島カープに帰ってからは大活躍。黒田とともにベテランの意地を見せつけました。通算安打数が2000本安打を超えたことや300本塁打を達成したことなどで印象に残ったこともあり評価されたと考えられます。
新井が初のMVP
今季のプロ野球最優秀選手(MVP)にセ・リーグは広島東洋カープの新井貴浩選手が初めて選ばれた。
132試合に出場し、打率3割、19本塁打、101打点の活躍で25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献。通算2千安打と300本塁打も達成した。39歳はリーグ最年長受賞。 pic.twitter.com/5Jpyto5MbQ— のぶた@カープにしやがれ~ ♪ (@okamoto_nobuta) 2016年11月28日
新井貴浩
via google imghpMVPはMost Valuable Playerの略称です。レギュラーシーズンの活躍を見て、最も輝かしい活躍をした選手に送られます。最優秀選手ということですが、やはり優勝チームにどれだけ影響を与えたかで見る事が多く、暗黙の了解で優勝チームから選出されることになっているようです。優勝させた選手なので当然ですが、どれだけ良い成績を残していてもチームが優勝しなければ受賞できないことになりますね。2016年は日本ハムと広島カープがリーグ優勝を成し遂げたのでそれぞれから選出されました。妥当といえば妥当ですが、トリプルスリーを二年連続で達成した山田哲人など他チームですごい成績を残しているので、授賞させたい気持ちもありますね。
なぜ大谷と新井?
一見どちらも優勝チームから選出されており、選ばれるべくして選ばれたと思いそうですが、実は批判がとてもありました。2人が受賞する理由が不透明だからです。基本的には受賞させる理由を説明することはないので理由は分かりません。もっとも今回に限っては理由を説明したとしても、一番活躍したからと言われればそれまでですが。
パ・リーグ
まずパ・リーグですが、これは当たり前のように大谷です。投手としても打者としてもチーム一の成績を残し、インパクトも抜群でした。大谷がチームを優勝させたと言っても過言ではありません。しかし、少し疑問が残ります。大谷は投手と打者の両立を図り、二刀流をしていました。それが右手の豆を怪我したことで一旦休養を取り、打者に専念しました。もともと投手の方が中心で、打者もするといった感じだったので、両方とも中途半端な結果になりました。成績は良いのですが、規定投球回を投げられていませんし、規定打席にも立っていません。そのような選手がMVPに選ばれても良いのでしょうか。規定投球回とは最優秀防御率を達成するために必要な投球回数のことです。また、規定打席は首位打者等の打撃ランキングを算出する際に必要な打席数のことです。そして大谷はこの二つの規定に達成していないのにもかかわらず、ベストナインには投手・DHで選出され、MVPにもなりました。百歩譲ってDHは良いとしても、投手部門には否定的な意見も多いです。大谷の防御率は1.86。対して最優秀防御率に輝いたロッテの石川は2.16。防御率では負けているものの、規定回数投げているので評価されるのは石川のはずです。どうせMVPを大谷にするなら、ベストナインは石川か別の選手にでもあげればよかったと思いますね。
セ・リーグ
そうはいってもメディア的にも大谷翔平推しはものすごかったので仕方ないといえます。しかし、セ・リーグはなんとかなるのではないでしょうか。新井貴浩がMVPとなりましたが、優勝チームである広島カープでももっとたくさん候補の選手がいました。他の選手と新井貴浩の成績を分析してみましょう。新井はMVPを達成した根拠としてあげられるのが、通算2000本安打や300本塁打、出戻りとなりながらもベテランとしてチームを引っ張ったことです。加えて打率.300、19本塁打、101打点と4番打者にふさわしい成績を出しました。並べてみると新井が一番かと思う人もいるでしょう。4番に座るとプレッシャーのためか思ったような成績にならない人もいます。様々な面において新井はトップクラスです。対立候補としてあげられるのは同チームの菊池涼介と鈴木誠也です。菊池涼介はリーグ最多安打でゴールデングラブ賞も受賞しています。セカンドとしての守備の安心感と攻撃面でも活躍しています。鈴木誠也は「神ってる」と言われた張本人。菊池とおなじくゴールデングラブ賞を受賞していますし、サヨナラホームランなど記憶に残るシーンがたくさんあります。成績は菊池が打率0.315、13本塁打、56打点。鈴木は打率0.335、29本塁打、95打点です。本命としては鈴木誠也でしょう。監督が「神ってる」と話しましたし、成績も申し分ありません。打率はリーグ2位で30本塁打まであと一歩です。打点も新井には及びませんがリーグ5位。下位打線でこの順位は評価できるのではないでしょうか。数字だけみると打率も本塁打数も上回っていますし、インパクトは新井よりもすごかったです。それにMVPは特に数字を重視するべきだと思います。チームに貢献したのは誰かが一目瞭然でわかります。
ジョンソン「沢村賞デス」
野村「16勝で最多勝、最高勝率です」
鈴木誠也「.335 29本 95打点です」
菊池「最多安打、GGです」
丸「B9、GGダブル受賞です」