【ネタバレ注意】聲の形と君の名は。どっちが面白い!?

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今年一番のヒットを記録し映画で異例の興行収入100億円を超えて宮崎作品以外での快挙を成し遂げた「君の名は。」それと、公開前から君の名はに続くと大きく期待されていた「聲の形」を比較してみた!果たしてどっちが面白いのか!?

感動必至の両作の見所とは?

君の名は。

上映してから約5週がたった今でも爆発的大ヒットを数える「君の名は。」
映画館でもほとんど席が埋まっている状態だ。
予告もまだまだ映画館で流れているくらい好調を維持し続け、このままだとジブリの大作「もののけ姫」を超えると予想されている。

この映画の見所は、作画の美しさ、内容のインパクト、個性を持った登場人物たち、主にこの3つだろう。

作画の美しさ!

まず、作画の美しさはこの映画の最大の見せ場ではないだろうか?
もともと、新海誠監督の作る作品はどれも作画がキレイだ。
だが、今回の君の名はは特に仕上がっていると観客が口をそろえて言うくらいだ。
この映画の肝になる小惑星が映し出される場面の美しさと言ったら息を呑む。
そして、東京の街並みの再現度は群を抜いている。
まさに実際の街並みや建物の色もあの通りだ。
さらにキレイなのは東京の街並みだけでは無い。
ヒロインの宮水 三葉(みやみず みつは)の住む糸守町の風景もそのままで自然の美しさが再現されている。

これだけ色にこだわって作っているのはリアリティーを増すためか、その世界に観客を引き込むためか?
どう受け取ってもこの映画の評価は変わることはないだろう。

君の名は。の作画のキレイさ!!

内容のインパクト!

先程上記に書いたこの映画の肝にとなる小惑星だが、立花 瀧(たちばな たき)と三葉との出会いと別れを描くためには必要不可欠であり映画で観客をアッと言わせる大切なピースだ。
そして、序盤まではこのピースには触れない。
序盤は瀧と三葉の関係やお互いの置かれている状況などを追っていく。
既に夢中になっている観客の心は映画がどう展開していくのかが気になっているところだ。
気になっているところで徐々に話の展開が変わっていく。
今までとは明らかに違うくらい展開だ。
ここに何らかの波乱が待ち受けているのだろうと予想していた人も多かった。
だが、事はそんなに生易しくはなく本当に何の情報もなく観る人にとっては、まさに青天の霹靂。
事を知ったら後に残るのはどうしようもない虚無感
しかし、瀧はその解決策を見つけ出していく。
最後は今までの新海作品に無いくらいハッピーエンドだったから驚きだ。
兎にも角にも、内容の起承転結がハッキリしてるからとてもスムーズに感じるだろう。

これが、主に序盤のシーンだ!

個性を持った登場人物たち

本当にこの作品には嫌味なキャラクターや意地悪なキャラクターが非常に少ない。
いないと言ったら嘘になるが、それでも嫌なキャラクターが少なくて成り立つ作品も珍しい。
大体の作品には善と悪がいてこそ話が成り立つってものだ。

次に言えるのが、何と言っても主人公2人の優しさだ!
これはみんな口々に言う!
本当に相手のことを思う気持ちや他人に対する気持ちが人一倍強い。
だからこそ行かれてしまうのかも知れない。
この2人だからこの周りの人達がいて、この2人だからお互いに出会って欲しいと観てる側も思えること間違いなしだ。
とにかく、主人公2人以外の登場人物にも惹かれる作品となっている。

こんなことやり合っていく内に惹かれ合う2人!この三点があるからこそ、この映画が長いことヒットしている理由なのかも知れない。

聲の形

今年の感動作品の一角になれるか?

君の名は。が未だに大ヒットを続ける中、今度は原作が第80回週刊少年マガジン新人漫画賞で入選を受賞した作品で、男性が選ぶ漫画1位に選ばれたマンガの劇場版アニメだ。
公開以前から多くの期待が寄せられていた。

聲の形は耳の聞こえない聴覚障害を持つ女の子の西宮 硝子(にしみや しょうこ)が主人公の石田 将也(いしだ しょうや)のいる小学校のクラスへと転校してくる所から始まる。
そこで、将也は子供心にからかいイジメにまで発展してしまった。
そして硝子は転校してしまう。
すると一緒にイジメていた友達から将也だけがイジメていたと言われ、今度は将也がイジメの対象になってしまう。

高校生になった将也は学校で浮いていた。
過去のイジメが原因で友達が出来なかった。
いつも、学校の生徒の顔には✕印が貼られている。
そんな中、いつも通っていた病院に見覚えのある女の子がいた。
硝子だ。
将也は硝子と出会い手話で話しかけた。
実は将也はあのイジメを後悔して何故か手話を習っていたのだ。
そして硝子と再開できた将也と硝子は友達になった。

その再開がキッカケで将也と硝子の身の回りにも変化が起き出す。
友達が出来たり、小学校の頃に硝子をイジメてた女子にも会う。
いじめられてから引っ込み思案だった将也は硝子と出会い、何かを変えようと積極的に行動するようになった。
その過程で自分の誤ちと硝子と友達の優しさに触れて成長していく。

この映画の見所は、過去の自分への決別、命の尊さ、友人の本当の優しさ。
この3つが主な内容構成にしてヒットするのでは無いかと思うところだ。


オトコが思ったこのマンガがすごい!!1位!

過去の自分への決別

過去の自分への決別とあるが、実際は決別ではなく決別したいが受け入れていく道を選んでいくということだ。

これは過去に将也が硝子にしたイジメを後悔していたことが根本にある。
自分がイジメられる側になってわかった苦しみ。
何回も苦しくて死のうと思った自分。
そして、硝子と再開して過去の償いをしたいと思っていくうちに徐々に惹かれていってる将也。
どれだけもがいても、どれだけ償っても変えられない過去を背負いながらも硝子の不器用だけど前向きな姿勢に気持ちが変わっていく。
人間は誰かのためなら自分の今の気持ちを変えられるということ。

硝子は将也の前の席だった。
それを良いことに将也は授業中、本当に硝子の耳が聴こえないのか思いっきり大声を出す。
それにビックリした硝子!

命の尊さ

高校で浮いた存在だった将也は、4月が始まる前に死のうと考えていた。
しかし、それは母親が感づきヤメなさいと涙ながらに訴えられて思いとどまる。

硝子に出会い、それからというもの将也は死のうと思わなくなってた。
そんな中、密かに自殺を決心してた者がいた。
硝子だ。
将也と硝子は仲良くなり一緒に花火を見にきていた。
そんな時、花火の途中に硝子は勉強があると帰ってしまう。
そして、忘れ物を硝子の家に取りに行った将也は、硝子がベランダの手摺に足をかけ自殺しようとしている光景が目に入った。
助けようと大声で叫んだが、硝子には聞こえない。
そして走り駆け寄った瞬間、硝子が飛び降りた。
しかし、このままでは終わらない。

こういったイジメや辛いことがあると逃げてしまう人間の虚しさを伝えている。
そして、逃げてもいいが死は逃げる場所じゃないし、死は迎えに来るものであり、自分から向かっていくものではないということ。

硝子が飛び降りる前に見ていた花火大会。

友達の本当の優しさ

将也は自分がイジメられてから友達を作れないでいた。
友達を信用していなかった。
いつ自分が裏切られて、自分の元を去っていくかわからないからだ。
しかし、硝子と出会ってから徐々に友達が出来てきた将也。
でも、その楽しい時間も自分で壊してしまう。
硝子の事がキッカケで、自分が多くの友達を傷つけ孤立していく。
そんな中で自分と最後までいてくれたのは硝子だった。
その硝子が自殺を考えていた事にショックを受けた将也。

この間は肝心な部分なので中略

そんな将也が久しぶりに登校した。
その日学校では文化祭が行われていた。
久しぶりに登校してきた将也を見て、将也が傷つけたはずの友達が泣きながら駆け寄ってきてくれたのだ。
「どんな事があっても俺はお前のビックフレンドだ!どんなに傷つけられたって傷つけて悩んだって、そんな事生きてりゃいくらでもあるんだ!気にするな!」そう言ってくれた友達。
他の友達もずっと将也の事を心配していた。
そして、あれだけ傷つけたのに自分を受け入れてくれたのだ。
自分は友達に恵まれた。
小学校以来の友達に。
信用してもいい友達に恵まれて、家族にも恵まれて、今文化祭を楽しんでいる。
そう思った将也は自然と涙が溢れてきた。

将也と硝子と新しく出来たかけがえのない友達!

この作品が伝えたい事は

自分を見つめて、どんな自分でも受け入れなきゃいけないと言う事。

どれだけ自分が嫌いでも、過去の自分は変えられない。
それを受け入れて、小さな一歩でも前に歩んでいくことの大切さ。
そして、人を好きだったり、大切な人を傷つけてしまった時は、素直に自分の気持ちを伝えることの重要さを伝えている。
言葉ということは簡単なのに、その気持ちを伝えることの難しさよ。
でも、伝えないときっと後悔する。
その勇気一つで変われる何かがあるということをこの作品は伝えたいのだろう。

君の名は。とは違った感動を与えてくれる一作だ。

だが、メッセージが強すぎて見終わったら凹んでしまうだろう(笑)

それでも観る価値のある作品だと思う。

結局言いたいのは両方とも見てほしいということだ!


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