甲子園8強!注目選手と優勝候補があらかた消える・・・

野球

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今回はリオ五輪の陰に隠れてしまっているがいつも通り盛り上がっている甲子園。「マモノ甲子園」といわれるくらい優勝候補が早々と散っていき、スター選手も消える悲劇が起きている。甲子園のありかたには賛否両論。

【甲子園8強一覧】

1.明徳義塾(高知)
2.秀岳館(熊本)
3.鳴門(徳島)
4.常総学院(茨城)
5.聖光学院(福島)
6.作新学院(栃木)
7.木更津総合(千葉)
8.北海(北海道)

マモノ甲子園は8強まで進む

毎年のように魔物が出ると言われる甲子園だが、今年は今までよりも魔物が出やすい傾向にある。ドラフト候補の選手は甲子園に出場する前から注目され続けており、その選手が率いる高校は優勝候補として名前が挙がっている。特に高校野球を制するのは投手だとされ、エースピッチャーはメディアからスポットを当てられることが多い。最も有名だった早稲田実業の清宮は西東京大会準決勝で敗退してしまい、打者で関心を寄せられる選手はほとんどいなくなった。その中で投手として有名な選手も軒並み敗退し、地味な甲子園となりつつある。現在8強が決定したが、メディアで予想された優勝候補はおらず、予想外の展開になってしまった。

注目選手と優勝候補

ドラフト候補とされ、プロからも注目の選手と優勝候補は以下の通り。

@tamane55)さんの投稿

履正社 寺島成輝

優勝候補の一番手で今年ドラフト一位確実と評される寺島成輝。事実上の優勝決定戦といわれた横浜戦を制し、このまま優勝かと思われたが、あえなく3回戦で敗戦。150キロ左腕に打撃も完璧で二刀流としても注目されている。一位指名で競合もあるという噂。横浜の藤平、花咲徳栄の高橋と並ぶBIG3。

@yukitaro51)さんの投稿

花咲徳栄 高橋昂也

埼玉県王者・花咲徳栄は作新学院を相手に敗れ去った。エースはこちらもドラフト一位候補の高橋昂也。需要のある左腕で球速も最速152キロを出す。作新学院戦では先発ではなく、途中からマウンドに上がったが、好投もむなしく敗退。継投が裏目に出た。BIG3。


@azu8215)さんの投稿

横浜 藤平尚真

松坂大輔を輩出した名門横浜は神奈川県大会を勝ち抜き甲子園へ。投手も打者も揃っており、優勝間違いなしと言われていたが、同じ優勝候補履正社に敗れる。エースは右腕の藤平尚真。剛腕152キロ。驚異の身体能力を持ち、走り高跳び選手としての才能もある。BIG3。

@giantsmurata25)さんの投稿

創志学園 高田萌生

岡山県大会で優勝を果たした創志学園。エース高田の好投によるものが大きく、県大会では試合全てを1失点で抑えた。150キロを超える速球を武器に奮闘するが、盛岡大付属の前に倒れた。高田はドラフト候補で巨人・阪神・オリックスは好評価している。

@gonsaraisao)さんの投稿

東邦 藤島健人

ミラクル旋風を巻き起こした東邦だったが、3回戦では旋風を起こせず。作新学院の今井に抑えられ、打線が沈黙した。エースは最速146キロの藤島健人。球速ではBIG3に劣るものの、貫禄はプロに注目されるほど。打者としても一級品で、サイクルヒットを超える猛攻にも目を見張る。via google imghpここでは最も注目されていると言われているBIG3を含めた5人しか紹介していないが、全員8強に残れず敗退した。甲子園は投手の力が最も影響するとされているが、まさかのハズレ。くじ運にも恵まれていないのか、横浜と履正社は二回戦で当たった。エースが一人しかおらず、継投のできないチームの弱さを物語っている。

甲子園の是非

この優勝候補が消えてしまう背景には高校野球の仕組みに問題があるとされる。海外でも日本の高校野球の異常さを批判している。特に批判しているのが野球大国アメリカだ。伝統となっていることは確かだが、「未来のプロ選手をつぶすための大会」と言われている。その理由が対戦校の数の多さと過密日程だ。対戦校の数の多さは異常なものとなっている。高校が少ない地方ならまだしも、人口の多い東京や神奈川など高校数が多すぎて甲子園までたどり着くまでにヘトヘトになってしまいそうだ。もちろんそれまでに結果を出していれば、シードとなって試合数も減るのだが、そうでなければ試合数は格段に上がる。人数の少ないチームなら投手が一人しかいないこともざらで、到底勝ち抜けない。人数の多い私立校で、シードである甲子園常連校でなければ勝ち上がれないのが現状だ。そして過密日程もさらに高校球児を苦しめている。甲子園では基本中1日で試合。プロ野球では中5日や中6日が主流とされており、中1日での登板となれば、投手の肩や腕を壊す可能性は格段に上昇する。投手は登板してボールを投げると、一定の球速や変化球を持つ投手ならば、肘や肩の毛細血管が切れてしまう。医学的にその回復には約4日かかるとされ、その期間は休養をとる必要がある。高校野球であれば、中1日のため計算上は最低2人の投手がいなければならない。ただ現在の高校野球のレベルは格段に上がっており、打線もすごい。甲子園に出場するチームのバッターを抑えられる投手が同じチームに二人いることは奇跡に近い。昨年の優勝校である東海大相模は左の小笠原、右の吉田とエースが二人おり、楽な試合運びが可能になったことで優勝したといえる。エース一人しかいない場合、もしその投手が無理して優勝しても、将来的に肩が動かなくなる可能性もある。甲子園はリスクの多い大会だ。

伝統の甲子園

海外からは批判されてはいるが、それでも甲子園は全高校球児の夢である。なくなることはないだろう。8強が決まり、注目選手はほとんどいなくなっているが、甲子園の見どころはそれだけではない。汗と涙は視聴者の感動を誘う。一度も野球をしたことのない人でも少しは感じるところがあるはずだ。それに優勝候補がいなくなった今、再びどこが優勝するのか予想するのも面白い。ぜひリオ五輪だけではなく、甲子園もみてほしい。

@ken_takaki48)さんの投稿

作新学院 今井達也

BIG3らの陰に隠れていたが、甲子園で注目度が何段階も上がった今井達也。甲子園に入ってから152キロの自己ベストを叩きだした。強打線の東邦に対し、2失点の好投。ダークホースとして作新学院優勝に期待がかかる。個人的には作新学院がいきそうな気が・・・。東北勢の初優勝も見てみたい。



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