栗原類はアスペルガー?あさイチで発達障害について語る

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モデル兼俳優として活躍する栗原類(22)が2017/09/27放送のNHK「あさイチ」に出演し、発達障害の苦悩について語りました。

 

 

発達障害を公表している栗原類

モデルで俳優の栗原類(22)が2017/09/27放送のNHK「あさイチ」に出演し、自身の発達障害の苦労について語りました。栗原は2015年に「あさイチ」に出演した際に自分が発達障害であることを公表し、昨年10月には著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を執筆しています。

この本では、8歳の時にアメリカ・ニューヨークで発達障害と診断された栗原が、生い立ちから現在までどのようにして歩んできたのかを紹介しています。当時の彼が一体どんな気持ちで、どうやって壁を乗り超えてきたのかを細かく説明し、芸能界で活躍することが出来た理由について詳しく記しています。

栗原類

via google.imghp

この発達障害という病気は、日本ではまだ理解に乏しいのが現状で、診断されていてもなかなか周囲には公言しづらいといいます。芸能人でも、発達障害であることを公表している人物はごくわずかなので、その中でも発達障害であることを公表した栗原類は珍しい存在と言えるでしょう。

今回栗原が「あさイチ」に出演したのは、著書「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」を漫画化し、「マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由」(著:栗原類 画:酒井だんごむし)として2017/12/08に発売することを報告するため。初めて発達障害を公表したこの番組で、再度自身の発達障害の苦悩について語りました。漫画版では、発達障害を乗り越えるためのスマホの活用方法や、現在の日本での発達障害の支援環境についてなどの情報を書き加え、栗原の母や主治医のコメントも収録されています。

「あさイチ」で語った発達障害の苦悩

この日「あさイチ」では、「どう乗り越える?コミュニケーションの困りごと」と題し、発達障害の人々のコミュニケーションの困難さについて特集。 過去に「あさイチ」で発達障害であることを告白した栗原類がゲスト出演をしました。

コーナーの冒頭VTRで、発達障害をもつ家族のいる家庭の会話を紹介。水を注ぐ際に「少しだけ」という要望を出すものの、発言した側と受け手側の会話が上手く噛み合わないという場面がありました。これに対し栗原は、「自分にも共通する場面がある」と話しはじめ、「“ほどほど”がよくわからないんです。だから“ちょっと”と言われたら、それこそ64分の1とか、例えば一般の人が1口でゴクリって飲み込めるという感覚がよく分からないので、『コップに線があるのでこの線まで入れてください』とか、具体的に説明してくれれば分かりやすいです」と解説しました。

あさイチ栗原類

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他人とのコミュニケーションの中でズレを感じたことがあるか尋ねられた栗原は「ありました。とくにに10代の頃は。」と明かします。「自分の考えが周りに理解されないっていうのもあったんですけれど、やっぱり“暗黙のルール”や、”本音と建て前”っていうのが最初は分からなくて」と告白しました。

つづけて栗原は「例えば舞台の稽古とかになったら、みんな次の日も朝早かったりするじゃないですか。それなのに、終わったあとにごはんに行くっていうのが意味がわからなくて、反省会をするのなら、稽古場ですればいいのにと思っていたんですけど、 でもやっぱりそういう食事の場でみんなでやった方が、より良いコミュニケーションが取れるということがわからなかったんです。『食事の場の方が良いコミュニケーションがとれるんだよ』と説明してもらえれば理解が出来ます。」と語りました。

栗原

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さらに、コミュニケーションがズレて「今、空気が悪くなっちゃったな」というようには感じるかという問いに対しては、「僕自身はまだそこまでわからないんですよね、ズレたとかは。」と答え、「子供の頃にも良くあったのが、文字の通りをそのまま受け止めてしまう。例えば、ほめ言葉や元気付けようとしている言葉、ギャグなどの言葉の違いがよく分からない。」と告白しました。

栗原は、具体的に言葉を使って説明されればその言葉によって理解できる力はあるようで、言葉で理解することができれば気持ちを修正することができると視聴者に理解を求めました。

栗原類はアスペルガー?

発達障害にも種類があり、なかでも認知されつつあるのが「アスペルガー症候群」ではないでしょうか。自分が発達障害だと公表した栗原類ですが、彼の症状はアスペルガーではなく、「ADD(注意欠如障害)」とのことです。以前はADDはADHDと区別されていましたが、診断名の変遷により現在はADHDと診断されています。以下、発達障害の種類とその特徴についてまとめていきます。

自閉症

他人との社会的関係の形成が困難、言葉の発達が遅れる、興味や関心の幅が狭く特定のものにこだわるといった特徴があります。知的発達の遅れが見られない場合は高機能自閉症と呼ばれます。一般的に先天性の疾患であると言われており、何らかの要因によって脳に障害が起こったものとされています。

アスペルガー症候群

自閉症のうち言葉の発達や知的発達の遅れを伴わないもの。高機能自閉症とともに広汎性発達障害に分類されます。言葉やジェスチャーを使ってコミュニケーションしたり、想像力を働かせて相手の気持ちを察したりすることが難しい障害です。

注意欠陥/多動性障害(ADHD)

「集中できない」「気が散りやすい」「忘れっぽい」「落ち着きがない」「思いつきで行動してしまう」「待てない」といった症状がみられるもので、学業や社会活動に影響が出やすい障害です。知的な遅れは無く、感情や行動のコントロールを自身ですることが難しいという特徴がある障害です。

学習障害(LD)

知的発達の遅れはほとんど見られませんが、書く・聞く・話す・計算するといった特定の行動が困難な状態です。読む能力はあっても書くのが苦手、他の教科は問題ないのに数学だけは理解ができないなど、ある特定分野に偏りが見らる障害で、知的発達に大きな遅れはありません。

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発達障害の芸能人

立派に活躍している芸能人が発達障害であると知ると、同じ病気の人たちが勇気をもらえるほか、まわりの人たちも理解が深まります。発達障害を公表している芸能人は栗原類以外にどんな人がいるのか、まとめてみました。

  • 黒柳徹子
  • 長嶋茂雄
  • さかなクン
  • SEKAI NO OWARI ボーカル 深瀬慧
  • スティーブジョブズ
  • ビルゲイツ
  • ウォルトディズニー
  • スティーブンスピルバーグ
  • オーランドブルーム
  • ウィルスミス
  • パリスヒルトン
  • ブリトニースピアーズ
  • トムクルーズ etc…
黒柳徹子

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なんと豪華な顔ぶれでしょう。日本ではまだあまり理解されていない発達障害について、芸能人たちが公表してくれるのは、とても良いことですね。ぜひこれからも発達障害をもつ子供たちに勇気をあたえていってほしいものです。栗原類のこれからの活躍に期待しています。



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