栃木の雪崩事故でスポーツ庁が高校生の冬山登山禁止の対応

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雪崩に飲まれて男子生徒7人と男性教員1人が死亡した件で、スポーツ庁が高校生の冬山登山を禁止にした。しかしそれは正しい対応なのか。そして過去にも雪崩事故はあったのか。

スポーツ庁が緊急通知出す。

悲しい事故が起きてしまいました。防げたかもしれない。もしくは、これでも被害は抑えられたほうなのかもしれない。誰もが誰かに責任を問いたい今、これから何を考えて何をしなくてはいけないのか。大変難しい問題かもしれません。

しかし、攻める人が居ないと世の中ゆるゆるしてしまわんかな?ということで、スポーツ庁から批判させていただこうか。

27日に起こった栃木県の雪崩事故

27日に栃木県那須で起こった雪崩で高校生7人と教員1名が亡くなった事故で、スポーツ庁が緊急通知を出しましたが、批判の声ばかりが飛び交っているようです。

事故にあったのは、県立大田原高の講習会(部活)の生徒たちと教員です。安全訓練で起きてしまった事故で、一体何が原因だったのか、誰の責任なのかという議論も、様々な所で話されています。

スポーツ庁の対応に批判の声

スポーツ庁 マーク

スポーツ庁 マーク

via google imghp

じゃあ何か
中高年はいくら登ってもらっても構わんと

大学ならいいの?
基準がわからない
いっそ冬山登山禁止にゃすれば

相応の理由もなしに、趣味でやってるなら禁止とかじゃなく自己責任で、救助は有料、保険も特約なしでは無効、とはっきり言えばいい。
それでもやりたいなら好きにすりゃいい。
世の中注意報警告だらけ。
責任取りたくないだけのパフォーマンスはいらん。

高校生が無知だったという話ではなく、指導者に問題があったかもしれないという話だけどねえ。
初心者の講習会だったのだし。

さすがの世間もこの簡単過ぎるスポーツ庁の対応には厳しい様子です。危ないから禁止というやり方はもう通用しないのかもしれません。

もともと高校生以下の冬山登山は控えるようにと呼びかけがあったのは事実ですが、こういう事故が起きてしまったのも、また事実。
そうでなくても、スポーツ庁が出してくることが責任逃れをしたい気持ちばかりが伝わってきて、何も対応になってないように感じるばかりです。

実際に事故が起こった原因をしっかり解明して、今後に活かす必要があるのではないでしょうか。危ないものから逃げているばかりでは、いつか追いつかれてしまうと思うのです。

何故事故は起きたのか

雪崩には2種あって、1つは、全層雪崩。全層雪崩はおそらく多くの人がイメージしている雪崩です。積もった雪が、季節の変わり目などで気温が上がることによって全体が滑り落ちる雪崩です。

こんかいこの雪山で起こったのは表層雪崩です。表層雪崩は、先に積もっていた雪の上に後からゆきがつもることで上からく連れていく雪崩なんです。

先に積もっていた雪は、しばらくすると固くなっていきます。まるで氷のように。そんなつるつるした氷の上にサラサラした雪がさらに積もると、もちろん滑りやすいですよね。

実はもっと他にも細かく雪崩の種類はわけられるんですが、栃木県那須のスキー場ではこの表層雪崩が起こったんです。

警報が出ているのにラッセル訓練

事故の日に行われていたのは、ラッセル訓練というもので、深い雪をかき分けながら進む訓練のようです。新雪、パウダースノウなどの雪を、出来る限り体力を使わないように進むようにするものです。ラッセル訓練 説明

ラッセル訓練 説明

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甘かった安全管理

遭難時に位置を知らせるためのビーコンを持っていない

救助隊の人達によると、いざ遭難したときに位置を知らせるためのビーコンを持っていなかったらしいです。知り合いからききましたが、雪の上を少し走るだけでもかなりの体力がいり、遭難したときのことを考えると本当に恐怖だそうです。ましてや訓練という、身を守るための講習でそれを身に着けていないとなると、どうしても指導員や学校などの対応などが気になりますね。ビーコン

ビーコン

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判断ミスか

どうやら、なだれがおきやすいことは把握していたのに実施したようです。

専門家たちによると、警報が出ている中での訓練実施は適切な判断とは言えないとのこと。「ラッセル訓練なら大丈夫だろう」という安易な考えが、最悪の事態を招いてしまったと言えるかもしれない。

高体連が仕事しない

高体連は報告書を受けるだけで、実習前の予定などは全く把握していなかったそうです。事故当日についても、現場では悪天候を理由に予定を変更したのにもかかわらず、高体連は把握していませんでした。現場での判断は、そこの教員に任されていたそうです。


予測が難しかったのか、甘かったのか

現場にいた学校関係者の人達は、専門家からの言及に、「想定外だった」と答えたそうです。

雪崩事故の高校はU字工事の母校だった

U字工事

U字工事

via google imghp人気急降下のU字工事で最近ではお目にかかることがほとんど亡くなってしましましたが、残念なニュースで少し目立っています。

U字工事の益子卓郎は、高校時代この講習会に参加していたそうで、今回の事故を非常に残念そうにしています。でもこんなので目立ちたく無さそうだし、すごく控えめなコメントでした。

栃木の山岳部の皆が大変な事故に遭いました…
残念で残念で言葉もありません…

僕も3年間活動した母校大高山岳部、すごく悲しいです…

ご冥福をお祈りいたします。

後輩がこんなことになってしまい、心境が伺われます。講習会には入っていなかったものの、同じく母校の後輩が雪崩事故にあって、相方の福田薫もブログで追悼のコメントをしています。

栃木で雪崩の事故。

数年前に母校の大田原高校山岳部へはロケで訪れた事もありました。

悲し過ぎますね。

本当に残念です。

ロケしたことあったんですね。

過去に起きた日本の雪崩

雪崩によって死者や負傷者が出たのは、今回の事故だけではありません。死者の人数で言うと、むしろ今回の事故での死者はすくなかったのかもしれません。

それでは、雪崩の歴史をご紹介します。知っれているだけでも、悲惨で悲しい雪崩事故はこんなにあるのかと想いました。

死者158名。日本で過去最悪の雪崩事故。三俣の大雪崩

三俣の大雪崩

三俣の大雪崩

via google imghp158名という数字を見て驚愕しました。雪崩でそんなにたくさんの人が一気に亡くなられたことがあったとは。三俣の大雪崩という名前をつけられるほどに大きな被害だった雪崩で、知られている日本の歴史の中では、一番最悪の被害だったそうです。

この雪崩は夜中に起こったらしく、阪神淡路大震災と同様に、就寝中の悪夢となりました。民家28戸と、さらに、学校1棟まで飲み込んでしまうほどの大きな雪崩でした。

三俣の大雪崩、猛吹雪の中を走った一人の作業員

当時、現場付近の水力発電所で働いていた一人の男性作業員がいました。彼は、雪崩が起きたことに気づき、猛吹雪の中を一人走ったそうです。まるごと雪に飲み込まれるところを見て、その作業員はどんな心境だったのでしょうか。

彼が伝えたことによって、大規模な救助隊は編成されましたが、就寝中の大雪崩ということもあって、死者は158人にまで登ってしまったそうです。

当時トンネルを掘る作業が近くで進められていたので、それが原因ではないかとも言われていましたが、そこ以外でもその日は何箇所かで雪崩が起きていたので、結局原因は特定されませんでした。

いつの時代も自然災害には勝てないのですね。

死者90名。北陸線列車雪崩直撃事故

北陸線列車雪崩直撃事故

北陸線列車雪崩直撃事故

via google imghp新潟県で北陸線の列車が、通過中に雪崩に巻き込まれた事故です。こちらも、日本の知られている列車事故の中で一番最悪の犠牲者数になりました。自然災害には勝てないのかもしれませんが、わかってる限り、出来る限りの対策をして少しでも被害が少なくなればいいですね。



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