「東大」に頼るテレビ番組が多い!

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「さんまの東大方程式」をはじめ、「好きか嫌いか言う時間」、「東大王」など東大(東京大学)や東大生をテーマにした番組が増えています。そこまでしてテレビが東大ブランドに頼る理由は一体なんでしょうか。

テレビを支配し始めた東大

4月から新番組などが始まり、新しい番組への期待を持つようになりますよね。若者のテレビ離れは今も加速しています。ドラマのなかなか高い視聴率を出せないでいます。そんな中、特番などで一定の視聴率を取っているのが、「東大」を味方につけている番組です。

東大といえば、全国民が知っていると言っても過言ではないほど、有名大学ですよね。日本一頭のいい大学を言われています。世界の大学ランキング2016-2017年版で見ると、34位にランクインしています。本当にスゴイ大学なんですよ。

そんな「東京大学」のブランドを有効に使うべく、2017年の春から、東大を番組名に付けた新番組がスタートしました。

東大 赤門

via google imghp

TBS 東大王

TBS系列でスタートした「東大王」は、今までのクイズ番組とは違い、東大生メインの番組になっています。番組の概要はこんな感じ…。

番組では、全国から集まるクイズに自信のある猛者たちが、「知力の壁」とも言うべき東大生チームに挑む。4月30日(日)の初回放送では、この「知力の壁」即ち、ケタ違いの頭脳を持つ「東大王」と呼ぶにふさわしい3人を決定する。それにあたり番組では、新入生・現役生・卒業生を問わず幅広く東大生を募集し、予選会を実施。その結果、数多の頭脳自慢の中から「東大王候補」の7人が決定。この4月から東大生になったばかりの新入生から、前回大会のチャンピオンまで、多種多様な人物が集い「東大王」の座を巡りしのぎを削る。

「頭脳王」と似た感じみたいですね。ですが、あくまでもメインは「東大生」です。ここまで現役東大生を使ったクイズ番組は今までにありませんでした。問題も難問ばかりで、一般人にとったら、全くわからないものばかり…。

一緒に問題を考えて解けるっていうレベルではないので、ただただ東大生とゲストとのクイズでの戦いを見ているだけ…。家族で見て、盛り上がるというこれまでのクイズ番組とはかけ離れた番組になっています。

個人的には、つまらない…。っていうのが率直な感想です。これで視聴率が取れるのか疑問には思いますが、「スゴイ!」という純粋な思いで見れば、面白いのかもしれません。

初代 東大王

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東大に頼る理由は?

これまでにも、たくさんの番組が東大というブランドを使って来ました。最初に東大で視聴率を取ったとされている番組は、「さんまの東大方程式」というフジテレビの番組です。キャラクターが強めの現役東大生が多く出演していました。

この番組以降、東大ブランドで数字が取れると思ったのでしょう。その後は、好きか嫌いか言う時間がTBSで放送され始め、東大生にスポットを当てた企画が制作されていました。

さんまの東大方程式

via google imghpそこまでして、東大や東大生に頼る理由は大きく分けて2つ存在していると思います。

1つは、東大生のキャラクターです。テレビに出演する以上、それなりにインパクトのあるキャラクターを求めています。テレビに出演している東大生は、”普通”とはかけ離れたキャラクターを持っている人が多いですよね。そこに惹かれる視聴者が多いんだと思います。

芸能人の場合、キャラクターを頑張って作って自分を売っていますが、東大生は芸能人のようにする必要性は全くありません。芸能界で行きていきたければ、芸能人と同じようにするのかもしれませんが、わざわざそこまでしなくても、将来には困っていませんから…。

そのように考えると、東大生がテレビで見せている姿は、自然体と捉えるのが一般的だと思います。その自然体の姿が、面白く、見てしまうんだと思うんです。

キャラの濃い東大生 大津君

via google imghpもう1つの理由は、「東大」とい未知の領域を見てみたいという好奇心だと思います。東大生個人のキャラクターもそうですが、それ以上に、経験したことのない東大という日本一の大学の内側を覗いてみたいという思いがあるんではないでしょうか。

「東大」と聞くだけで、頭がいい以外にどういったことが浮かぶでしょうか。知人に東大生がいますが、「赤門」の中のことまではよく分かりません。そこ「異世界」こそが、興味を惹かれるんです。

「異世界」となると、それなりにたくさんあるとは思います。ですが、なぜ東大が選ばれたのか気になりますよね。いくつか理由はあると思いますが、「誰もが知っているから」という理由が一番大きいと思います。

インターネットが普及し、それぞれの意見を自由に言えるようになった今、”多様性”は一般的ですよね。様々なのものが多様になり、大学もその多様性の社会についていこうと必死になっています。その中で、大きく変わっていないのが、東大ではないでしょうか。

この裏のホールで2時から #東京大学 #安田講堂

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東京大学

via google imghp学歴社会のトップに降臨し、その地位をずっと守っています。多様の中で1位なんてほとんど存在していないのに、東大だけは変わらず1位を貫いています。そんな権威ある東大を見てみたいと思うのは誰もが一度は思うことだと思います。

ですが、自ら「赤門」の内側に入るのには、相当の時間と、頭脳が必要になり、誰もが入れないことは百も承知でしょう。そこでテレビ番組の出番ということになったんだと思います。

東大はテレビを救う?

テレビ番組が東大ブランドに手を出していますが、本当にそれでテレビ業界に発展があるのか…。イエスかノーかで言えば、「ノー」でしょう。確かに、テレビ番組的には視聴率が高くなるかもしれません。

ですが、若者のテレビ離れのことを考えると、何の意味もありません。確かに、番組制作側の人達から見れば、「テレビを見ている人」のために番組を作っているようなものなので、根本的なところから見直さなければ、視聴率は下っていく一方だと思います。

さらに、これだけ多くの番組が東大生を起用するとなれば、すぐに飽きてしまうもの…。どこまで東大を重宝し、上手く起用していくかは、テレビ側の問題ではありますけどね。今でも離れずにいる視聴者に飽きを感じさせないように東大を活用していってもらいたいですね。



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