
2児のママとして活躍しているタレント安田美沙子さん。これまで元所属事務所や元マネージャーと裁判で争ってきましたが、元事務所の公式ホームページには「安田美沙子さんと現在も訴訟が係属中」という文章が!安田美沙子さんの裁判の行方や元マネージャーへのパワハラ疑惑などをまとめてご紹介します。
2019年9月 所属事務所が安田美沙子を提訴
仕事内容に不満を持っていた安田美沙子
2019年まで株式会社アーティストハウス・ピラミッドに所属していた安田美沙子さん。
安田美沙子さんはブレイクのきっかけとなった2003年のCM「アイフル」時代から、この事務所に15年以上在籍していました。
その後、タレントや女優としても活動の幅を広げていき、そこには事務所の力も大きく影響していたはず。
その一方で、他の事務所に所属しているタレントと自分の待遇を比べ、愚痴ることも多かったという安田美沙子さん。
それでも月給は数百万円以上だったと言われていますが、2014年の結婚後からは態度もよそよそしくなり、事務所との距離を置いていたということです。
事務所はギャラの返還を求める
しかし、2019年5月に「事務所を辞めたい」と言い出したことでトラブルに発展。
事務所は節税目的のひとつとして、ギャラとは別に経費名目で安田美沙子さんにお金を支払っていました。
当初、仕事のギャラは事務所が3割、安田美沙子さんが7割という取り分でしたが、実際には安田美沙子さんが多く受け取っていたとのこと。
そのため、事務所側はギャラの返還を求めて裁判を起こします。
安田美沙子の確定申告修正で請求を棄却
確定申告していた金額より、多くの収入があったことが判明した安田美沙子さん。
その結果、修正申告をしたことで事務所側は2020年3月に請求を棄却。
事務所側にギャラが返還されることはありませんでしたが、安田美沙子さん側は「受け取った分を申告し直した」ということで終結しました。
2020年4月 安田美沙子が事務所を提訴
2020年3月に安田美沙子さんに対する請求を棄却した株式会社アーティストハウス・ピラミッド。
それから1カ月後、今度が安田美沙子さんが事務所側を提訴しました。
当時、事務所のホームページには「安田美沙子さんと訴訟が係属中」という文章があり、安田美沙子さんはこの文章の削除を求めて裁判をすることに。
また「事務所の社長から芸能界を引退しろと言われたため、話し合いを求めたが応じてもらえなかった」「ホームページに掲載されている文章は今後、芸能で仕事をしていく上で妨害行為にあたる」と主張しました。
しかし、裁判では安田美沙子さんの訴えが棄却され、該当の文章を削除する必要はないとの判決が。
その結果、株式会社アーティストハウス・ピラミッドは現在もこの文章を残しままであり「その後、安田さんからの訴えもありませんし、判決に従って削除していない」と説明しています。
2020年10月 元マネージャーが安田美沙子を提訴
元所属事務所である株式会社アーティストハウス・ピラミッドと、2度の裁判沙汰となった安田美沙子さん。
すると今度は安田美沙子さんの元マネージャーが、安田美沙子さんを提訴しました。
このマネージャーは雑誌の撮影時、安田美沙子さんが自宅に忘れたバッグを取りに帰った際の言動で安田美沙子さんが不機嫌になり、さらに事務所代表から叱咤を受け、担当を外されたと主張。
これはパワハラに該当するとし、安田美沙子さんと事務所へ不法行為の賠償として165万円の支払いを求めました。
その後、誹謗中傷しないことを相互に約束することを条件に若いが成立したということです。
安田美沙子が受けた事務所からの嫌がらせとは?
元マネージャーからも訴えされた安田美沙子さんですが、安田美沙子さんはこれらの件に関して「事務所とマネージャーが手を組んでいる」と主張。
そして、これまで自分が受けた事務所からの嫌がせについて法廷で明らかにしました。
安田美沙子さんは当時、事務所代表に「自らの置かれた環境をリセットした上で家族との生活や今後の仕事の向き合い方等についてゆっくり考えたい」と説明。
すると代表は「本当に引退するんだったら大歓迎だよね。だけど引退した、でも何年かしたらやっぱりこっちで、ここで仕事をするって言われた場合は、やっぱりちょっと色々難しい問題出てくるんじゃないかな?」と伝えたと言います。
ここには「売れたら独立なんてことがまかり通ったら、芸能事務所はどこも潰れてしまう」という代表の素直な思いもあったようですが、安田美沙子さん側は「独立や他の芸能事務所への移籍は断じて許さない旨を執拗に伝えるとともに、本件専属契約を更新しないのであれば芸能界を引退するよう示唆した」と、嫌がらせを受けたと主張しました。
その一方で、事務所側は裁判所の答弁書に「演技が致命的に下手」「その時付き合っている相手によって、演技をやりたい、ファッションをやりたいなど言うことが二転三転する」と記載していたということで、正直手を焼いていた部分もあったと言われています。
極度のストレスにより「切迫出産」していた?
3度にも渡る裁判によって、精神的ダメージやストレスを受けたという安田美沙子さん。
2020年2月には第2子を出産していますが、事務所側は第2子妊娠の事実すら知らされていなかったと明かしています。
さらにトラブルやストレスによって「切迫出産」をしていたことも判明。
都内の病院に救急搬送され、極度のストレスによる心身への影響を示唆したということです。
安田美沙子のストレスの原因は夫の不倫が原因の可能性も!
元所属事務所や元マネージャーと裁判沙汰になった安田美沙子さん。
そのストレスによって切迫出産をしたと言われていますが、そもそもの原因は夫の不倫だったという声も。
2014年にデザイナーの下鳥直之さんと結婚した安田美沙子さんですが、2020年3月には下鳥さんが2度目の不倫をしていたことがスクープされています。
ちょうどこの時期は、安田美沙子と元所属事務所が裁判で揉めていた時期。
事務所を訴えた裁判の答弁書の中で安田美沙子さんは、夫と不倫相手のLINEのやり取りなども提出。
その直後に救急搬送され、切迫出産をしたということなのでやはり原因のひとつに夫の不倫も関係していたと考えられます。
<こちらもおすすめ>
まとめ
安田美沙子さんの裁判の行方や元マネージャーへのパワハラ疑惑などをまとめてご紹介しました。
元事務所との裁判や元マネージャーとのトラブル、さらに夫の不倫などによって大きな精神的ダメージを受けた安田美沙子さん。
現在はYouTubeで子供たちと動画配信しているため、今後はママタレントとしての需要も増えるかもしれませんね。