
シリアで拘束され2018年10月に解放されたジャーナリストの安田純平の家族についてご紹介します。なんと安田純平の家族には、天皇陛下の前で歌うほどの才能を持つ妻がいるそうです。さらに家族の反応や様子についてもご紹介します。
安田純平が人質から開放!
フリージャーナリストの安田純平は、2015年6月にシリア人ブローカーとともにシリア北西部にあるイドリブ島に密入国した際に、アル=ヌスラ戦線によって拘束されてしまいました。
速報!年明けの2019年1月、ジャーナリストの安田純平さんの講演会を都内で企画します。詳細はまた追って告知していきます。 pic.twitter.com/YDjbhceSJ9
— 志葉玲 (@reishiva) December 7, 2018
アル=ヌスラ戦線によって安田純平の映像が幾度も公開されるものの状況は変わらないままだった中、2018年10月23日に突然開放され、安田純平はトルコ政府によって保護されたのです。
そもそも安田純平とはどんな人?
安田純平は1974年3月16日生まれのフリージャーナリストで、中東や北アフリカを拠点に活動しています。
一橋大学卒業後、信濃毎日新聞に入社し脳死肝移植問題などの報道を担当していました。
いくら何でも早すぎるだろ!ww『シリア拘束 安田純平の40か月』(扶桑社)が11月24日に発売決定! 確か自称韓国人の安田ウマルは胃潰瘍と睡眠不足で絶対安静じゃなかった? まあゴーストライターが書いたものをチェックするなら簡単だろうけど。もしかして安田はシリアでも原稿書き溜めていたのか?! pic.twitter.com/vto6qrckn5
— 日本を守り隊 (@no_payochin) November 20, 2018
入社して5年後の2002年3月に休暇をとってアフガニスタンに取材に訪れ、更に12月にはイラクを取材しました。
そして2003年1月に退社し、安田純平はフリージャーナリストとなったのです。
2004年4月14日、安田純平は日本人3人が拘束されたイラク日本人人質事件にて、拘束された日本人の消息を掴むためファルージャに向かっていましたが、途中で武装勢力によって渡辺修孝とともに拘束されました。
ただこのときは3日後の4月17日には開放されました。
解放された安田純平氏
シリア渡航を制限する政府に
「自己責任だ、口や手を出すな」
「まれにみるチキン国家」そう発言しマスコミが称賛
しかし拘束後
「助けて下さい」
「政府は救出せよ」あげくに
「私は韓国人です」まずは協力してくれた
トルコとカタールに感謝し
日本政府には謝罪すべき pic.twitter.com/l0H272ifee— ShounanTK (@shounantk) October 24, 2018
2005年には安田純平はスマトラ島沖地震にて被災したアチェ州を取材したり、イラク、シリア、ヨルダンなど内戦状態の続く地域を取材しました。
特にイラクは取材が困難であったため、イラク軍の関連施設にて料理人として勤務しながら取材を続けました。
安田純平は2012年にもシリア内戦を取材しており、危険地報道を中心に活動しています。
安田純平解放時の家族の反応やコメント
アル=ヌスラ戦線によって拘束された安田純平は、解放までに約3年半もの時間がかかりました。
長い時間がかかったこと、絶望的な環境下の最中に解放されたことで、安田純平の家族はメディアに対してさまざまなコメントを残しています。
『シリア拘束安田純平の40か月』
読みました。
シリアを知って、私に出来る事は何なのか…
出来る事………何が出来るか……#安田純平#シリア拘束安田純平の40か月 pic.twitter.com/DrW41aoLJY— 握り拳と握手は出来ない✋ (@yoro421) December 6, 2018
まずは安田純平の妻のコメントをご紹介します。
「いや…もうびっくりしています」
「よく頑張ったって、よく頑張ったって伝えたいです。本当に日本で帰りを信じて待ってきた人たちのことも、一番最初に伝えたいです。皆様の祈りが一つになって、こういう情報が入ってきたと思います。本当にありがとうございます」
長い間安田純平の拘束に対して沈黙を貫いていましたが、2018年8月に、救出を願う記者会見を行い大きく話題になりました。
その矢先での解放でしたので、かなり驚かれたことでしょう。
「3年4か月にわたりシリアで武装勢力に拘束されることになったその経緯について語りました。」#tvasahi #報ST
知らない人についていっちゃいました。 pic.twitter.com/SeRxADV8Bj
— きやすめ。放送法ってなーに? (@ZeroE13A1) November 2, 2018
また、安田純平の母親もコメントを残しています。
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。ありがとうございます。本当だとしたら嬉しいです」
「多くの方々のご厚情のおかげで、息子が無事救出されたという知らせを受け、感激しております。息子には『よく頑張った』と伝えたい気持ちでいっぱいです。純平の元気な姿を一刻も早く目にすることを願って過ごします」
安田純平は今回が初めての拘束ではなかったものの、拘束されるたびにご家族は心配していました。
あまり心配をかけるべきではないのですが、安田純平が選んだ道なので仕方ないのかもしれません。
3年以上シリアで拘束されて無事に帰国した安田さんは記者会見の冒頭でお詫びしたのは日本の社会にとっては必要で正しい態度であるかもしれないけど、2時間半以上の記者会見の内容の方が圧倒的に重要だった。いかに彼が頑張ったかがよく伝わったと思う。お疲れ様でした #安田純平さん pic.twitter.com/jfowAAGZYQ
— Karyn NISHI-POUPEE? (@karyn_nishi) November 2, 2018
ただ今回安田純平は、日本が行かないようにと警告していた上に密入国という形でシリアに訪れているので、安田純平の自業自得ではないかとの声もあがっています。
とは言え、生きて解放されたのですから、安田純平にとっても日本にとってもひと安心だったのではないでしょうか。
安田純平の妻は天皇陛下の前で歌うほどの歌手だった!
8月に記者会見を行って話題になった安田純平の妻ですが、実は天皇陛下の前で歌うほどの才能を持つ歌手でした。
安田純平の妻はヒーリングシンガーのMyu(松村由美)という方で、2009年に安田純平と結婚しました。
なお、現在報道ではMyuではなく深結として紹介されているそうです。
あけましておめでとうございます?FBお休みしていましたが、再開します。本年もよろしくお願いします。
Myuさんの投稿 2017年1月2日月曜日
Myuは寺院を回りながら執筆活動を行っており、さらに神社仏閣聖地にて、日本の歌や舞、言霊や音霊を伝える活動をしています。
さらに、世界各国の言語で訳した『アメージンググレース』を歌っており、国交樹立式典、ASEAN、アースディ、地球環境の日など世界規模のイベントに出演し、世界を股にかける活動を行っています。
無事に霧島神宮奉祝歌唱終了しました。たくさんの方と一緒に奉祝できました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。皆様、一人一人とお話しご挨拶したかったのですが、タイミング合わずお会いできなかった方々、こちらから御礼失礼いたします。本当にありがとうございました。また、お会いできる日を楽しみにしています。弥栄ー!
Myuさんの投稿 2015年11月3日火曜日
また60年に1度行われる「出雲大社平成の大遷宮」では、奉祝歌唱を行い、さらに136年ぶりの万九千神社の正遷宮歌唱も行いました。
ほかにも天皇陛下の生誕式典でも祝歌を歌っており、世界的にも有名な歌手だったのです。そんなMyuの歌声がこちら。
確かに綺麗で日本人女性らしい歌声だと思います。
洋楽やPOPSなどよりも日本らしい曲、日本に昔から伝わるような曲が似合う歌声ですよね。
安田純平が拘束されているときの妻の様子
安田純平の妻のMyuは歌手活動を行っているため、SNSもよく更新しています。
もちろん安田純平がシリアで拘束されているときもSNSを更新していたのですが、通常通り活動に関する投稿や日常の投稿が多く、安田純平の拘束に関する投稿はありませんでした。
来年、明治維新150年ということで、大河ドラマなどの、時代考証をされてる原口泉先生を取材。大河ドラマも、西郷どんに決まり、ますます盛り上がりそうです。原口先生のお話は、面白く、話が尽きません。このお話を色々な方に聞いて欲しい思いが、でて…
Myuさんの投稿 2017年1月31日火曜日
取材。今月掲載予定です✨
Myuさんの投稿 2017年1月3日火曜日
またまた移動中の私です。新幹線の前の席に来た20代くらいの男性。席に座る前に「席を倒してもいいですか?」ときちんと目を見て言ってきた。なぜか胸きゅん?
Myuさんの投稿 2015年12月10日木曜日
なお、2018年に入ってからはあまり更新されていないようです…。もちろん安田純平が解放されたときのコメントも投稿していませんでした。
たしかに安田純平が拘束されたことについては政治的な部分もあるため、コメント次第では炎上することもありますし、触れないのが正解なのかもしれませんね。
まとめ
シリアで拘束されやっと解放された安田純平。
安田純平の妻はヒーリングシンガーのMyuで世界でも活動しているほどの才能の持ち主でした。
今回の拘束では、Myuにも両親にもかなり心配されていたようですが、それでも危険地を取材するのは強いジャーナリズム精神があるからなのかもしれません。
しかし政治問題にも発展せざるを得ないので、密入国など裏ルートを使うのではなく、今後は正当な手段で取材に挑んでほしいと思います。