平成が終わる!?天皇陛下が譲位し平成31年から新元号へ

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生前退位の意向を示していた天皇陛下でしたが、ようやく政府も皇室会議を経て閣議決定し、実行する流れとなりました。政府内でも賛否は分かれていましたが、一代限りとし平成30年をもって終了することに決まったと報じられています。

天皇陛下が譲位

今上天皇陛下の譲位についてまとめられた法案を5月にも提出することが報じられています。以前から生前退位の意向を示していた天皇陛下ですが、政府内では意見が真っ二つに分かれていました。議論を重ねた末、有識者会議でも生前退位を認める意見が多数となり、皇室会議を経て閣議決定する方向になったようです。
元号は天皇が崩御すると変わることになっています。例えば昭和天皇が崩御した際には昭和64年と平成元年が重なっています。重なると国民に不都合が多いということもあり、今回生前退位される際は平成が30年で終了となり、平成31年元日から新しい元号に変わるようにするそうです。どのような元号に変わるのでしょうか。
天皇陛下が譲位すると、現在の皇太子が天皇に即位することになります。平成31年元日に「剣璽等承継の儀」と「即位後朝見の儀」を執り行い、生前退位することになりそうです。しかし、正式には皇位継承に伴う重要儀礼である大嘗祭を執り行い、「即位礼正殿の儀」にて即位になりますが、準備が必要なため、遅くなることが見込まれています。

有識者会議でも議論

天皇陛下が自ら生前退位についての意向を国民全体に向けて発表され、政府内でも有識者会議を行いました。有識者会議は3度行い、それぞれ有識者から意見を伺っています。3度の会議を合わせると総勢16人の有識者が意見を述べられました。結論から言えば、16人中8人が賛成、5人が反対、3人が条件付きで容認となりました。
まずは条件付きで容認した3人の意見ですが、これは国民の意思ならば仕方ないという考えで、特別法を起き容認すると行った意見であり、基本的には反対だと見ていいでしょう。よって有識者会議の結果的には賛成8人、反対8人と半分に分かれました。
反対派の意見ですが、天皇は政治に関わる発言を憲法上許されていないため、生前退位するなどということは憲法違反に当たるとしています。また、公務の負担や体力的な問題を理由に退位するのだったなら、「摂政」を設置し、退位する必要はないとしています。歴史上に摂政を設置した例はあり、即位した天皇が幼い場合や健康上の理由から国事行為を行えない場合には摂政が代わりに国事行為を行います。現在に当てはめても、国事行為を行えないのならば、皇太子を摂政にすればいいという意見です。
一方、賛成派の意見は皇室典範を改正するべきといった意見が多かったです。寿命が伸びている今、高齢により公務を遂行できないということはこれからも起こりうることであり、それを鑑みても今皇室典範を改正することが必要としています。他にも特別法で対処するべきという意見もありますが、先を見通して徐々に皇室典範を改正していくことを求めていました。

賛成・反対よりももう少し細かく分析していくと、

①(将来的に)皇室典範を改正し、生前退位を認めるべき
②特別法によって、例外的に生前退位を認めるべき
③基本的には反対だが、国民の意志ならば特別法を制定するのは仕方ない
④現行制度を破ることは憲法違反であり、退位せず摂政を設置するべき

の4つにまとまられます。

 
上の4つにあてはめて、 ①5人 ②3人 ③1人 ④7人 と分けることも可能です。一人ひとり見ていくと同じ反対派でも多少異なる部分は見えてきますが、4つに分けると分かりやすいです。多数決ではないとしながらも、生前退位は絶対に認めないとするのは7人なので、他9人は容認しても良いということになっています。そして賛成派の中でも間を取って恒久的ではなく、一代限りの特別法で生前退位を認めることに決まったとみられます。
国民はどう考えているのかは定かではありませんが、現在の常識や世界観から見れば、天皇陛下の生前退位が認められないことはおかしいということになるのでしょうか。しかし、憲法や法律で定められていることであり、今まで生前退位をする天皇がいなかったことからも簡単に例外・前例を作れないとする考えも分からなくはありません。一歩間違えれば天皇制度自体が崩壊してしまう危険性もあります。特別法を制定することになりそうですが、この問題は真剣に考える必要があるでしょう。

次の年号は?

年号がどうなるかということも関心の一つになっています。現在の「平成」ですが、今までそのような2つの漢字を組み合わせた熟語が存在せず、国民にとって分かりやすい漢字であることから選ばれたようです。難しい漢字ではなく、簡単にかける漢字のほうがいいですね。そして、明治のM、大正のT、昭和のS、の頭文字のアルファベットがかぶらないようにと考えられていたとも言われています。平成はHですから、次は何になるのか当てられそうですね。
残りはK、N、R、Wでしょうか。他にも母音の可能性もありますが、なんとなく可能性が高いのはKかNのような気がしますね。楽しみです!


天皇陛下のエピソード

天皇陛下の生前退位には、多くの国民賛成していますね。

ここまで国民から支持されるには、理由があります。

そんな天皇陛下のお人柄がわかるエピソードを紹介しますね。

ビニール傘

天皇陛下は雨の時に、よくビニール傘をさしていらっしゃいますね。

ビニール傘であることには、はっきりとした理由があるようなのです。

それが、傘をさしていても顔が見えるということ。

傘一つとってみても、天皇陛下のお心遣いがわかります。

基地のカレー

陛下はカレーを好んで食べられます。

東日本大震災直後に宮城県にお見舞いのため行かれましたが、その時にも『昼食は基地のカレーで』とおっしゃったそうです。

これは、カレーは作り置きができるから。また材料も比較的安価です。

被災地のスケジュールに負担をかけないようにというお心遣いなのです。

スリッパを脱がれる

被災地を訪れた際に、スリッパを脱がれました。

被災者が物資が足りない中、自分たちがスリッパをはいているのは良くないとお思いになられたようです。

また、被災者と話すときは、膝をついて話されていました。

これまでの天皇は国民の前で膝をつかれるということはなかったそうです。

以上、天皇陛下のエピソードを紹介しました。

詳しく調べてみるとまだまだいろんなお話があるようですが、このような陛下だからこそ国民が親しみを感じることが出来、今回の生前退位についてもなんとか陛下のご意向を尊重したいと考える人が多くなったように思います。