
冬季オリンピックにおいて、史上最多のメダルを獲得した2022年北京オリンピック。オリンピックは開会式も見どころのひとつですが、海外からの反応はどうだったのでしょうか?北京オリンピック開会式に対する海外の評価や韓服議論についてご紹介します!
2022年2月4日に開幕した北京オリンピック
2022年2月4日に開幕した北京オリンピック。
世界中で新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中の開催ということもあり、当初は多くの懸念がありました。
北京では2008年に夏のオリンピックが開催されていますが、冬季オリンピックの開催地になるのは初めてのこと。
世界91か国から、計2,871人の選手たちが参加しています。
7競技109種目を通して、選手たちがメダルをかけて奮闘!
開会式は2月4日に北京国家体育場(鳥の巣)で開催され、たくさんのパフォーマンスなどが披露されました。
北京オリンピックの開会式に対する海外の評価は?
【素晴らしかった!】
オリンピックの目玉のひとつが開会式。
どのようなパフォーマンスが披露されるのか、世界中の方が注目しています。
北京オリンピックの開会式の評価は、日本を始め海外でもなかなかの高評価!
立春をイメージして草が生えてくる様子をLEDで表現し、海外メディアは「魅力的」「立春は東アジアの文化で春の始まりを象徴している」と賞賛。
そして「春の到来を祝うカウントダウンで幕を開けた!」と高く評価しました。
主夫やりまくり〜中!8℃晴れ5m強風で花粉なんか鼻水だーよ!お外に何も干せません‥部屋干しよ。オリンピック開会式も凄く綺麗と演出が良かったね〜悪い国には見えないイメージ作りに多額の金賭けてる感あるこどね‥テレビ放映権NHKさん220億円?採算合うの?やばいよね‥見るけどねハハハ〜😅🤣 pic.twitter.com/8Ia65wZeYY
— ミッキーにゃん (@micky_nyantan) February 5, 2022
花火やLEDの演出がとても多かった北京オリンピック開会式ですが、日本でもその評価は高め!
やはり開会式では「目で楽しむ美しさ」が重要視されるため、少し派手すぎるくらいのパフォーマンスの方が評価が良かった様子です。
東京の開会式より圧倒的に良かった
プロパガンダ色も抑え目でいいね— 👑笹と藻🎋 (@ZEKE0326_15) February 4, 2022
日本では昨年夏に、東京オリンピックが開催されています。
東京オリンピックの開会式は正直あまり評価が良くなかったため、どうしても北京オリンピックの開会式と比較してしまう方も…。
やはり自分の国の開会式が一番!と思いたいところですが、実際には「北京オリンピックの開会式の方が良かった」という評価が圧倒的に多かったです。
北京オリンピック開会式良かった
そんなに中華文化らしき物がなかったのが残念だけど、特に前半の春節の表現と冬のロゴの登場と、プロジェクトマッピングが綺麗で度肝抜かれた
でも聖火台は正直ショボかった pic.twitter.com/Gsxrpfd1S9— 笑顔ゴリラ (@gorillajoker2) February 4, 2022
中国は伝統文化などを重んじている国で、衣装なども美しいデザインが特徴。
中国らしい開会式を期待していた方も多いようですが、開会式ではあまり中国らしさを感じる場面はありませんでした。
その一方で、プロジェクションマッピングのレベルの高さは高評価!
海外からもプロジェクションマッピングやLEDデザインなどが、かなり高く評価されていました。
北京オリンピックの開会式といい、マスコットといい、日本は完全に負けた感あるよねー。
— 🐯ういんちゃん🐔@吹奏楽 (@sakananoko1119) February 14, 2022
さらに北京オリンピックの開会式と合わせて、注目されているのがマスコット。
「ビン・ドゥンドゥン」というパンダをモチーフにした公式マスコットが今、日本でも人気に!
「ビン・ドゥンドゥン」は元気な子供を表しており、宇宙服を着ているのが特徴。
開会式直後には中国内のショップで売り切れが続出し、世界中から「グッズが欲しい!」と高評価を得ています。
東京オリンピックのキャラクターが特に不評だったこともあり、日本でもそのマスコットの可愛さにハマる方が増えています。
ちなみに中国ではすでに違法で高額転売をした人が警察に拘束されており、思わぬ事件が起こっているようです。
【イマイチだった…】
全体的に高い評価を得ている北京オリンピックの開会式ですが、もちろん「イマイチだった」という評価もあります。
しかし、日本においてはやはり東京オリンピックと比較する方が多いため「日本のよりは」良かったという声も。
海外で北京オリンピックの開会式を低く評価しているメディアはほとんどなく、「近年の五輪のなかでは最も記憶に残るものの1つだ」と高評価を得ています。
北京オリンピックの開会式に対する中国内の評価は?
海外では様々な評価があった北京オリンピックの開会式ですが、中国での評価はどうだったのでしょうか?
中国は基本的に自国愛が強いため、自国のことを悪く言う方が少ないです。
今回の北京オリンピック開会式に関しても「北京冬季オリンピック開会式以上の美しさはない」と高評価!
多くの中国メディアが開会式を大絶賛しており、悪い評価は見当たりませんでした。
その一方で、中国はネット上での発言などを厳しく統制していることもあり、もし開会式に対する批判を書き込んでしまえばスレッドやアカウントごと削除されるというケースも珍しくないようです。
“韓服議論”で韓国芸能人たちに悪質な書き込みが殺到
開会式では世界中から様々な評価があった北京オリンピック。
その一方で、開会式での演出を巡り国同士の関係が悪化しているのが中国と韓国です。
北京オリンピックの開会式で、韓国の伝統衣装である韓服を着た女性が中国56の民族の代表の1人として登場。
「中国が韓国を少数民族扱いした」だけではなく、そもそも「韓服は中国発祥の伝統服」としたため韓国内からは反発の声が相次ぎました。
これを受け、韓国の芸能人たちは韓服の写真などを公開し、韓服は「韓国の伝統衣装」とアピール。
すると今度は中国のネットユーザーたちが「中国の文化を盗んだ泥棒」「もうファンをやめる」と批判の書き込みをする状況となっています。
これまでも何度か韓服を巡る議論がありましたが、今回はオリンピックの開会式という場でのことなので国同士の関係性にも影響を及ぼすかもしれませんね。
<こちらもおすすめ>
2020年東京オリンピック出場期待&内定のイケメン選手まとめ
まとめ
2022年北京オリンピック開会式に対する海外の評価や、韓服議論についてご紹介しました。
2021年の東京オリンピックでも同じでしたが、やはり開会式に対しては賛否両論あります。
これはどの大会でも同じであり、開催国へのイメージによって評価が左右されることも。
今回は規定違反やドーピングなど、何かと問題が多いオリンピックでしたが4年後のミラノオリンピックでの開会式にも注目していきましょう!