【リオ五輪】選手村の実態は悲惨!豪選手団は入村を拒否

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リオ五輪ももうすぐ開幕となり、ロシアのドーピング問題など世界中で盛り上がりをみせるが、主役となる選手の宿泊する選手村が危ない?汚いだけではなく、電気も流れなかったりと驚きの声が。オリンピックの選手村事情!

リオの選手村

リオ五輪まであとわずかとなり、日本代表の選手たちも続々とリオへと脚を進めている。リオデジャネイロはブラジルの都市。ブラジルは地球でいうと日本のほぼ反対側に位置しており、距離は最もあると言ってもよい国だ。航空機の発達で移動時間はとても短くなったとはいえ、経由しないと行くことの出来ない場所。ドバイやフランクフルト、ニューヨークなどに経由していくのが普通となっている。競技に集中しなければいけない選手にとって、遠い会場は負担が大きい。食生活や気温、湿度などの環境条件も異なってくるため、移動の疲れも含めて不利な条件が多い。だからストレスのない開催国は有利といわれるのだ。とはいっても環境を言い訳には出来ない。選手をできるだけ万全な状態に整える必要があり、そのために選手村が存在する。1932年のロサンゼルス五輪より選手村が正式に採用された。日本は他国と比べても食文化に大きな違いがあり、おいしい日本食を食べられるかはパフォーマンスに関わっていると言っても良いだろう。選手村も進化していき、だんだんと食事も改善してきたという。リオ五輪でも選手村の存在は重要視されているが、実は選手村がひどいことになっている。予算削減のために部屋にテレビが無いことが問題となっているが、それすらもどうでもよくなるレベルだ。オーストラリアの選手団は選手村に入ることを拒否した。あまりの環境の悪さのため、やむを得ないことだったということで、近隣のホテル生活を選んだようだ。選手村が使えないことは大きく影響してくるかもしれない。

公開されたリオデジャネイロの選手村。見る限りでは快適そうな雰囲気が漂っている。via google imghp

電気・水道など設備が最悪

欠かせないのが電気や水道などのライフライン。これらがなくては生活もままならない。世界の中で超一流の選手が宿泊する施設であるため当然のこと。しかし、リオの選手村は想像するのも恐ろしい事態となっている。トイレが流れず、すぐに詰まってしまい、別の施設に行ってトイレに入る必要があるという。また、階段の電気は付かず、夜は真っ暗だったらしい。極めて当たり前な環境を整えることも出来ないリオ五輪の関係者は何をしているのだろうか。オーストラリア側から指摘を受けて施設のチェックをしたようだが、水道のチェックの際に壁から水が漏れる結果に終わった。いくらなんでも壁から漏れるほどひどいとは誰も考えられない。


選手村のトイレ。オーストラリア選手村のトイレは流れなかったようだ。via google imghp

臭い・汚れがひどい

ライフラインだけではない。「くさくて、汚い」といった苦情も多いようだ。実は選手村はほとんどの場合、建てて終わりではない。五輪終了後は公営住宅のような施設になり、それを見越して設計される。だから普通は「水が流れない」や「臭くて、汚い」のような苦情は出ないはずなのだ。このリオデジャネイロの選手村も高級マンションへと変わるようだが、この有様では誰も住まないだろう。日本選手団の中で一番乗りしたのはカヌー日本代表一行。話題沸騰中の僧侶アスリート矢澤一輝も選手村に入った。ジカ熱予防のために除虫設備はしっかりしてあるとされ、矢澤は「中がどうなっているのか楽しみです」と話していたが、いざ入ってみると足の裏が汚れてしまい、雑巾がけを強いられたという。新築なのに雑巾がけとはどれほど汚かったのか。日本の選手団はホテルへ移る選択はしなかったが、改善を求めているようだ。

矢澤一輝

カヌー日本代表。善光寺大勧進の僧侶。現在はカヌーの練習と僧侶の特訓の両方をおこなっている。五輪は3度目でベテランだが、マイナー競技のため将来が不安になり僧侶になることを決めた。妹も出場するリオ五輪に、日本代表として初のメダルをもたらすべく邁進する。via google imghp

泥棒多発で治安の心配

選手村の実態の悲惨さは五輪の組織委員会なども怠慢さもあるかもしれないが、他にも重大な理由がある。治安の悪さが選手村にも被害を与えているのだ。選手村は選手に加えてコーチなどの関係者も宿泊するため、とても大きい施設になっている。その一部の部屋で盗難が発覚した。盗まれたのは高額のものではなく、電球や便器のふたなど小物が多いようで、持ち運びが楽なものが盗みの対象となっているという。選手村からも盗みが出るほど治安が悪いのだったら開催自体危ない。警備も出来ないようでは選手もおちおち寝ていられない。そう考えるかもしれないが、これはリオの貧民街ファベーラの人による犯罪とは限らないようだ。6月には雇った警備会社の警備員が競技施設から窃盗をおこなった。射撃を行う施設でノートパソコンを盗んだという。警備する人間が警備するべき場所から窃盗をしては防ぎようがない。このケースはブラジルではよくあるようで、警備員さえ信用出来ないといってよい。設備が最悪な上に、誰も信用出来ないリオの選手村。ここで良い成績を残すのは大変難しい。ただ、他の国の選手も同じような環境で戦うため泣き言も言っていられない。頑張れ、日本!

 

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