リオ五輪辞退する選手急増・・・病気や治安で危険

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リオ五輪を辞退する選手が相次ぐ事態に、オリンピックの見どころ半減か?ジカ熱に水質汚濁と問題山積みな上に、治安も最悪でリオに行くリスクがありすぎて、スター選手が次々と消えていく。

危険過ぎるリオへの旅路

リオ五輪を期待する人たちの熱狂ぶりはすさまじい。だんだんと代表が選出されていき、メダルを目指す選手の言葉によって盛り上がっている。しかし、リオ五輪は期待ばかりではない。数々の不安を抱えるリオへ将来有望な選手を送り込むのには大きなリスクを伴う。熱狂する一方で、冷静にリオを断念する選手が増え、涙をのんでいる事を知る人は少ない。

ジカ熱

日本で辞退を表明したのはまだ一人だけである。ゴルフの松山英樹だ。理由としてあげているのはジカ熱。蚊を媒介としてウイルスが運ばれ、潜伏期間3~12日の後に発熱・関節痛などを含めたいくつもの症状が起こり、最悪の場合は死に至る。妊婦が刺されると、小頭症児となって子どもが生まれる可能性があり、大変危険だ。しかも予防方法がない。唯一の予防方法は蚊に刺されないようにするということだけである。サッカー女子アメリカ代表GKホープ・ソロは将来の子どもへの懸念から出場しない意向を示している。松山英樹

松山英樹

顔を腫らした松山。蚊に刺されるだけで恐ろしく顔が変わってしまうので、リオ辞退も仕方がないのかもしれない。via google imghp松山は以前にも蚊に刺された経験があり、右頬や右腕などが大きく腫れた。アレルギーを持っているため、余計にジカ熱には敏感になったようだ。アレルギーが出るとパフォーマンスが大幅に落ちてしまうため、苦渋の決断だったようだが、リオ五輪は見送ることになった。ゴルフは室内の競技とは違い、周りに囲まれるものはない。そのため蚊に刺されるリスクは格段に上がる。松山と同じように、ダニー・ウイレット、ローリー・マキロイなど世界トップレベルの選手たちもジカ熱の不安から辞退を表明していった。ジェイソン・デイ、シェーン・ローリーといった優勝候補と言える選手もいなくなり、盛り上がりに欠けるゴルフとなりそうだ。

豚インフルエンザ

ジカ熱は騒がれていたピーク時と比べて約1割ほどに感染者が減少しているので、前よりは安心だという人もいるが、豚インフルも流行っていることを知らない人が多い。今年に入ってからブラジルでの死者は1000人を超えている。被害はますます大きくなっており、ワクチンもないため、選手にも感染してしまうおそれがある。豚インフルエンザは豚と鳥と人のインフルエンザウイルスが混ざったもので、ヒトからヒトへも感染する。豚インフルで怖いのは致死率。ブラジル保健省の調査結果では20%が死ぬという結果となり、ジカ熱よりも豚インフルのほうが脅威となるだろう。


水質汚濁

ジカ熱の次に問題になっているのは水質汚濁だ。セーリングやトライアスロン、オープンウォータースイミングの競技会場が悲惨なことになっている。会場となるグアナバラ湾の汚染は深刻化され、魚は死に絶え、猫の死骸までもが浮く始末。ゴミでうめつくされオリンピックには間に合わないとされている。google imghp (28693)

via google imghp上の写真はグアナバラ湾だが、魚の死骸で埋め尽くされている。これは生活排水が問題であるようで、もちろん体には悪影響を及ぼす。リオの他の会場でも同様の汚さであり、ここでの開催は危険過ぎることが話題となっている。リオで練習していた選手や大会に出場した選手は吐き気と高熱に見舞われ、競技人生を引退しなければいけないところまで体が追い込まれたケースもあるという。水質改善のために下水処理施設の整備などを進めているらしいが、この惨状では大会に間に合いそうもない。スタジアム問題や高速などの他の問題でも悩まされているため、水質改善への取り組みが遅れてしまったのではないだろうか。水の中で生きるはずの魚が死んでしまう場所に人間が飛び込んだらどうなるかは一目瞭然だ。

悪化する治安

日本ではそこまで放送されていないが、リオでは殺人・強盗などが頻発しており、犯罪が横行している。治安の悪化は著しく、とてもオリンピックを行うような場所ではない。いつものように銃撃戦が起き、警察官が多数亡くなっている。五輪代表メンバーも強盗被害に何人かあっており、ブラジル射撃選手は頭部を撃たれて重体となった。取り締まりたくても取り締まれないくらいの犯罪者の数で、警察官を最大限に投入しても間に合わない。経済状況も厳しいリオはパトカー代さえも捻出が出来ない状況が続いている。リオには貧民街「ファベーラ」が存在している。家は無断で建てられたものが多く、下水処理は不十分で病気も蔓延している。それでもリオの人口の二割が生活しているのに加え、武装する勢力もあるので、政府や市はそう簡単には手出しができないという。そのため無法地帯となり、麻薬を売って生活するので麻薬が出回っている。選手が辞退する理由はジカ熱や水質汚濁が多いが、実はこの治安問題を気にしているケースもある。銃によって脅される事件が多発し、金品を奪われている。病院を襲撃するなどの大事件も報道されるため、リオに来ないように呼びかける現地人もいる。

via www.youtube.comネックレスや腕時計などの金品は身につけてはダメだという。最近危ないと言われているのが歩きスマホ。スマホにしか見えていない観光客は格好のカモであるらしく、財布を盗まれたり、持っているスマホを持ってかれる。平和ボケしている日本人は一番危ない。病気も治安も危険なので、ここはおとなしく日本で観戦したほうがいいようだ。



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