【リオ五輪サッカー】久保裕也出場なし!代わりは鈴木武蔵

サッカー

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出場を見送られ続けたヤングボーイズ久保裕也だったが、ついに招集しないことが決定した。リオ五輪には派遣できないことを所属するヤングボーイズから通達された。代わりは同じFW鈴木武蔵となり、初戦ナイジェリアを迎える。

久保裕也出場できず

リオ五輪へ向けた手倉森監督のチーム作りの中で必ず入っていた久保だったが、出場はほとんどできないことが決まった。久保に変わって、FW鈴木武蔵がメンバーに入り、バックアップメンバーにはオナイウ阿道が選出された。先送りが続き、やっと決まったのは久保は派遣できないということだった。久保裕也はリオ五輪へ出場するU-23サッカー日本代表のメンバー。手倉森ジャパンが始まってからの代表には必ず名前があり、絶対的なエースとして君臨していた。海外組は久保と南野の二人だけであり、貴重な海外経験者だった。今までの日本の快勝ぶりも久保の得点によるものが大きく、久保の欠けた日本代表は得点力に不安が残る。久保裕也

久保裕也

スイスのスーパーリーグBSCヤングボーイズに所属の22歳。年代別サッカー日本代表に選出される。ポジションは主にFW。シュートに非常に定評があり、攻撃的なプレースタイル。トップ下で起用され、ドリブルのスピード、シュートのパワーはトップレベル。いずれA代表を背負う選手として注目される。via google imghp

出場なしが決定するまで

久保を派遣しないことをヤングボーイズが決定したのは26日。スタメンとして定着していた久保は元々チームには欠かせない存在だった。リオ五輪へ出場することは以前から所属チームへ通達があったとは思うが、しぶしぶ承諾したようだ。スイスのリーグは7月に開幕するため現在リーグ戦の真っ最中。ヤングボーイズはここ30年ほどリーグ優勝がなく、準優勝が続いている。得点力のある久保が抜けるのはチームにとって痛い。追い打ちをかけたのが26日のチャンピオンズリーグ予選3回戦だった。久保と同じFWのゲルントが負傷し、全治4ヶ月との噂もある。重症だったせいですぐの復帰は難しく、久保がいなければならない状況に陥ったようだ。これにより久保を派遣しない事を決定し、発表した。日本側もこれに黙ってはいなかった。さすがにエースの久保のいない構想は考えていなかったようなので、霜田正浩ナショナルチームダイレクターはすぐに抗議。スイスへ飛んだ。しかし、交渉の末に得られたのは「見送り」。出場の可能性を残しつつも望みは低かった。結局、8月3日午前9時に派遣するとはっきりとは言えない旨を伝えられ、交渉は決裂した。久保は8月3日のチャンピオンズリーグ予選三回戦の第二試合に出場する見込みで、そちらのほうに専念するようだ。バックアップメンバーに選出されていた鈴木武蔵が久保の枠に入った。鈴木のいた枠には新たにオナイウ阿道が入った。

五輪の軽視問題

国際Aマッチではないオリンピックは世界的に見て軽視されていることは間違いない。U-23ということもあり、世界で活躍する大物選手はほとんど出場しない。OA枠がそれぞれのチームに三枠あり、23歳を超える選手の起用も認められてはいるが、特に今年はユーロやコパ・アメリカの開催により、時期的にかぶり選手の負担が大きいため、両方に起用される選手は少ない。有名どころではブラジルのネイマールがリオ五輪に出場するが、それはブラジルが開催国であるために力を入れているからだといえる。そのためネイマールはコパ・アメリカには出場していない。このような傾向にあるため、世界中でこの空気が蔓延し、特にヨーロッパのクラブチームは所属選手をオリンピックに出場させないといったことが続いている。ワールドカップがあることにより、それよりも格下のオリンピックは軽視されている。オリンピックのサッカーを取り巻く背景も久保が出場できなかったことに関係してくるといえるだろう。

ヨーロッパの五輪軽視は明白

代わりは鈴木武蔵で大丈夫なのか

リオ五輪でメダルを取りに行こうとする中での選手の離脱は大きい。試合直前に選手が入れ替わるのは異例といえる。そしてこの入れ替えについても物議を醸している。サッカーに詳しくない人にとっては、「FWが抜けたからFWが入るのは当たり前」と思うかもしれないが、そうでない時もある。久保と鈴木ではプレースタイルが異なるのだ。久保はドリブルテクニック、シュートのパワーと精度において高い水準にあるが、一方鈴木はジャマイカとのハーフといったこともあり、身体が大きく当たりが強い。身長が高いので空中戦が得意で、何より脚が速い、というように全く違うことがわかる。そして鈴木の弱点としてはシュートの精度が低いこと。改善されつつあるようだが、久保のほうが上という評価が妥当だ。手倉森監督は久保をトップに入れる戦略であるため、代わりの鈴木武蔵を入れたようだが、先日のブラジルとの練習試合を見ると、トップ下は中島でないほうがよかったのではないか。足が速いということに関しては浅野と鈴木がかぶるため、ネットではバックアップメンバーから野津田をいれるべきとの見方が強い。フォーメーションもずっと使ってきた4-2-4ではなく4-2-3-1を使ったことにより、手倉森監督に対する不信感も強くなってきた。OAの選手の活躍も微妙なため、できるだけ速い対策を立てる必要がありそうだ。

この意見が多い。覆すためにも結果を出してもらうしかない。


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