ヤマト配達員、激務強いられDM500通を破棄【ブラック?】

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配達員の激務が問題になっている業界最大手のヤマトホールディングスですが、子会社である沖縄ヤマト運輸に在籍していた男性配達員がダイレクトメール500通を破棄していたことが明らかになりました。

DMを勝手に破棄

運送会社最大手ヤマトホールディングスの子会社である沖縄ヤマト運輸で働く10代の男性配達員が、商品カタログ等が入っているおよそ500通におよぶダイレクトメール(DM)を勝手に破棄していたことがわかりました。

行為に及んだこの男性は、2016年12月~2017年1月の勤務中に、配達が終わらず、問い合わせが来る可能性が少ないものから捨てましたと認めました。この男性は4月に同社を退職しているとのことです。ヤマト運輸

ヤマト運輸

via google imghp沖縄ヤマト運輸への取材によると、この男性は2016年10月に契約社員として入社し、「クロネコDM便」を担当していたとのことで、勤務時間内に配り切れなかったダイレクトメールを沖縄県うるま市に勝手に破棄してしまった模様です。

2017年4月、破棄されていた大量のダイレクトメールを目にした近隣住民が、沖縄ヤマト運輸へと通報し、発覚したとのことです。これに対し沖縄ヤマト運輸は、「反省し、お詫びします。今後は社員教育をしっかりと行いたい。」と発表しました。ヤマトの配達員

ヤマトの配達員

via google imghpダイレクトメールを勝手に破棄してしまったという事は許されがたい行為ではありますが、おそらく、勤務時間内に配達できない程の量の配達物が毎日彼を苦しめ、今回の行為に至ってしまったのではないでしょうか。

配達員 激務の実態

ヤマト配達員の激務っぷりは以前から問題視され、会社が改善に向け動き出しているさなか、今回の事件は起きてしまいました。またもや明るみになってしまったヤマト配達員の勤務実態は、一体どうなっているのでしょうか。ヤマト運輸 配達員

ヤマト運輸 配達員

via google imghpヤマト配達員が担当する世帯数は1区域およそ1000世帯で、1日に平均150件の荷物を配達していますが、忙しいときはこれが200件を超えてしまうんだとか。

ヤマトの時間指定サービスで、1番選ばれる枠は『午前中』だそうです。そのため、午前中の内におよそ100件を配達しています。『午前中』指定の荷物のうち、多いときで20件ほど不在で持ち帰ることがあるそうです。クロネコヤマト

クロネコヤマト

via google imghp午前中だけでも100件もの荷物を配達し、20個も不在なんて…。これでは何度も同じ場所へ荷物を届けなければなりません。しかも時間指定をしているのは客側です。いくら仕事とは言え、これでは配達員たちの気が滅入ってしまうのも当然です…。どこが進化しているのか…

どこが進化しているのか…

via google imghpやはり配達員たちが口をそろえて大変というのは再配達です。『◯◯時以降で』と再配達の連絡をうけて配達に行ったのにもかかわらず、実際訪問すると受取人が不在なんてこともしばしばあるとのことです。

さらに、その荷物が水や米などの重い荷物の場合はさらに最悪だと語ります。会社からは『時間指定は厳守』と言われ、万が一指定された時間に間に合わないことがあると、上司に怒鳴り散らされ、反省文を書かされるのだそうです。体力的にもきついのはもちろんのこと、精神的にも追い詰められるのが現状のようです。時間指定は厳守!!

時間指定は厳守!!

via google imghp

世間の声

そんな過酷な勤務実態が公になってしまったヤマト運輸に対して、世間はどんな反応を見せているのか、まとめてみました。

配達員一人あたりの荷物負担を減らすには、この方がおっしゃる通り、業務時間を改善したところでなんの解決にもなりません。荷物の総数を減らすことと、配達員を増やすことが第一ですね。

人を増やして配達員一人あたりの負担を減らすどころか、この報道でさらにヤマトへの志望者は減ったでしょうね…。なんという悪循環。ヤマトホールディングスの株を持っている方がいたら、いますぐに売りましょう(笑)

ほんと、そうなんですよね~。わたくしもネットでいろいろな買い物をするため、ヤマトさんに限らず、運送会社さんにはいつもとても感謝しております。再配達にならないように、みなさんも注意しましょう。近年、ネットショッピングをする人が急増しているため、Twitterでもこういった声はかなり多く見受けられました。ヤマト

ヤマト

いっそのこと、宇宙戦艦ヤマトで届けてみてはいかがでしょうか。

配達員たちが忙しければ、きっとコールセンターも大忙しなんでしょう…。クロネコヤマト、完全にキャパオーバーといった感じですね。社名どおり、まさに猫の手も借りたいといったところでしょうか。しかしこういうことが一回でもあると大きい会社なのに、信用なくしてしまいますよね。猫の手も借りたい!!!!

猫の手も借りたい!!!!

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時間枠変更と値下げへ

そしていまやパンク寸前のヤマト運輸ですが、先日、配達時間枠の一部変更を決定したと発表しました。具体的には、12時~14時までと20時~21時の配達時間枠をなくし、19時~21時の時間枠を新たに設けます。さらに、20時までだった再配達の受け付け締め切り時間を、18時40分の締め切り、19時までの配達に繰り上げることがわかりました。また、サービス内容を変えた上、基本料金はじつに27年ぶりに値上げすることが決定しています。クロネコヤマトの宅急便♪

クロネコヤマトの宅急便♪

一歩前へ!via google imghpさらに労働環境の改善を図り、無料再配達、即日配達、等の過剰な利便性を取りやめることも検討されています。また、アマゾンジャパンなど大口の法人顧客との配達契約の内容を見直して、宅配便の取扱量を抑制していく方針も示しました。

誰もが知る業界最大手のヤマト運輸には、ぜひともきちんと立て直しをしていただきたいものです。



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