フジバラエティー『フルタチさん』初回視聴率8.2%低出発

バラエティ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


局全体の低視聴率に悩まされるフジテレビが日曜19時~20時の視聴率激戦区に新たに投入したバラエティー番組「フルタチさん」。気になる初回視聴率は8・2%と鳴かず飛ばずだった。

フジテレビで新番組スタート

 11月6日日曜日、フジテレビで新番組『フルタチさん』(19:00~20:54)が放送された。この時間帯は、日テレ『鉄腕ダッシュ』『世界の果てまで行ってQ』、テレビ朝日『日曜もアメトーーク!』など、各局の大人気バラエティー番組が肩を並べる視聴率激戦区。その実態は日テレの一人勝ちで、他の局が打倒日テレを目指し新しいバラエティー番組を投入し、しのぎを削っている。

 『フルタチさん』もそんな打倒日テレの新番組なのだが、放送前から話題は集めていた。皆さんも、「高いギャラと低いギャラの子役」や「像の群れに囲まれる狩野英孝」のCMを見たことがあるだろう。CMを見る限りでは面白そうな番組だし、フリーアナウンサーの古舘伊知郎がMCを務める、ということで注目されていた。

番組の内容は?

世の中の「ひっかかる」ことを、わかりやすく、面白く、エンターテインメントに紹介していくバラエティ番組。

 フルタチさん公式ホームページではこのように説明している。コンセプトはこれといっって目新しいものではない。しかもコンセプトだけ見ると、『行ってQ』やかつてのテレ朝バラエティー『シルシルミシル』と若干かぶっている気もするが、先述の子役企画や古館さん自らロケに行くのは面白そうだ。

 また、題名の『フルタチさん』は前の番組『サザエさん』を意識しており、放送直前のジャンクションでは、古舘伊知郎がアニメキャラ化してサザエさん風の予告をするというパロディーも見られた。遊び心なのか、『サザエさん』の視聴者をそのまま『フルタチさん』にスライドさせたいのか、趣向をこらした演出で力を入れている。放送直前のジャンクション

放送直前のジャンクション

絵柄はそこまで似ていないが、明らかに『サザエさん』を意識したアニメーションが放送された。最初に見たひとは驚きと動揺を感じざるを得ないだろう。毎週やる気なのだろうか。via google imghp ニュースキャスター、またはプロレスの実況のイメージの強い古館さんがMCのバラエティーとは一体どんな形なのか。開始早々、「スタッフの方が視聴者よりも多いかもしれない。」と自虐ネタを披露する。一方で、「面白いものも面白くないものもある可能性がある。ぶつかりながら、へこたれながら頑張っていきたいと思います。」と番組に対して真剣に取り組む姿勢を見せた。

 初回ゲストは古館さんと同年代の森昌子をはじめ、ミッツ・マングローブ、要潤、足立梨花、ビビる大木を迎えた。旬の芸能人などはいないが、ミッツ・マングローブやビビる大木は安定して面白い話ができそうだし、要潤と足立梨花は番気味に花をそえている綺麗どころだ。ゲストを見る限り安定してはいるが、無難な印象。家族層をターゲットとしているのだろうか。

 番組の大きな流れとして、世の中の「引っかること」を検証するVTRを見た後にスタジオで感想やトークをし合うのだが、古館さんは「VTRが長すぎるのでは?」と収録中にも関わらず不満をこぼした。こういったダメ出しもどんどん言っていきたいそうだ。番組が古館さんの自己満足にならないか今から不安である。 子役検証の回では、やはり実力の違いはギャラに直結しているという結論だった。ギャラの安い子は、よく言えば、リアルな印象があるが、演技力ではギャラの高い子には勝てなかった。宣伝でも悪していただけ合って、かなり見ごたえがあった。

 ヤフーに古館さんが潜入する回では、なんと地震に遭遇するというアクシデント発生。幸い誰にも怪我はなかったが、VTRではこれを事件として推している印象があった。google imghp (49346)

via google imghp

気になる反応は・・・

 盛りだくさんの内容だったが、平均視聴者は8.2%と低空飛行。因みに王者日テレ『鉄腕ダッシュ』は19.4%、『世界の果てまでイッテQ!』は22.0%と安定の高視聴率だった。しかし、テレ朝『日曜もアメトーーク!』は8.0%、2時間スペシャルだったTBS『珍種目No.1は誰だ!? ピラミッド・ダービー』は7.6%だったため、日テレと比較さえしなければ平均的な視聴率だったといえるかもしれない。


 さらに、番組を見た人の中からは、「面白かった」という。感想が多く、評価も高かった。

あの高須院長もお墨付き。院長的には日テレよりも面白いと、相当お気にめした模様。

 中には、「つまらない」「一年持たないんじゃないか」という辛口コメントもあったが、素直にみれば普通に面白い番組だろう。いつからか始まった「フジ嫌い」によって、フジテレビの番組をアタマから全否定する人もいるようだが、古館さんの言うように、「面白いものも面白くないものも」あるのがテレビだ。ただ、宣伝やCMの多さから、「ゴリ押し」と捉えられる一面もあり、無駄にハードルが上がって、視聴者が離れていく可能性もある。

 これから『フルタチさん』がどのような方向性で番組を進めていくかは、私達にはわからないが、少なくとも古館さんは本気で取り組んでいる模様。日テレを超えるということは流石にないし、いつネタ切れするのか心配なところだが、視聴率10%台はねらえるのではないだろうか。



ページトップへ