パトリック・チャンの衣装がユニクロ

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GP第2戦カナダ大会で優勝したパトリックチャン選手。日本の羽生結弦は惜しくも2位、無良選手は8位に終わった。大会2連覇の演華やかな技力とは裏腹に、衣装のセンスは庶民的?

GP第2戦カナダ大会を制したパトリックチャン選手

男子フィギュアスケートグランプリシリーズの第2戦がカナダ、ミシサガで行われた。ショートで1位だった羽生結弦選手はフリーとの合計263.06で結果は2位。その羽生とわずか3点差の266.95で優勝したのがパトリックチャン選手だ。2人の活躍は地元カナダの新聞でも評価された。2018年の平昌五輪ではパトリックチャン選手と羽生選手一騎打ちになるだろうと報じた。

「(優勝して)とても嬉しい。僕の目標は4回転サルコーで最低でも回転することだった。でも、途中で非常に疲れてきた。プログラムの最後の方では足が重くなっていた。どういうわけか、余計なプレッシャーとアドレナリンでさらに疲れた。プログラムが進むにつれて僕が疲れてきているのは見ていてわかったと思う」

チャン選手のコメント。いまや男子フィギュア会では、1つの演技でいくつ4回転を飛べるかがライバルと差をつける基準となっている。このカナダ大会でも、パトリックチャン選手は4回転サルコー(これは失敗したが)と4回転トゥループを取り入れ、羽生結弦選手も4回転ループジャンプ(彼もまた失敗した)と4回転トゥループと4回転サルコーを決めている。

今年の4大陸では中国のボンヤンジン選手がフリーに4回転を4つ取り入れ、成功するという史上初の快挙を成し遂げ、さらにアメリカのネイサンチャン選手、日本の宇野昌磨選手も4回転の使い手である。男子のトップスケーターの間で、4回転の熱狂時代が訪れている。ここで2人の演技を振り返ってみよう。

羽生結弦選手の演技

パトリックチャン選手の演技

2人の演技が素晴らしいのはかわりない。しかし、羽生結弦選手の方が華やかに見えるのは、私だけだろうか。

シンプルな衣装のパトリックチャン

そもそも、なぜフィギュアの衣装は女子をはじめ、華やかなものがモードとなっているのか。フィギュア発祥の地、イギリスでは、スケートはゴルフ同様、高潔で品格のある「紳士淑女のスポーツ」だったため、氷上に上がる際のドレスアップはマナーだったのだ。そのしきたりがいまでも息づいているため、フィギュア選手の衣装は派手なものが多い。

そんななか、近年のパトリックチャン選手の衣装は他の選手に比べて非常にシンプルに見える。

@chikamumika)さんの投稿

大会の表彰式の様子

チャン選手だけ、練習着のようにしかみえない。2位の羽生選手、3位のケヴィンレイノルズ選手にはさまれるとなおさら私服感がでている。 こんなパトリックチャン選手をみて、以前からファンや演技を見た人々から
「パトリックチャンはいつユニクロと契約したんだ?」
「チャン選手の衣装は全部ユニクロでそろう」
などネタにされていた。今回も例外ではない。

パトリックチャンの衣装がユニクロになったタイミング

チャン選手もはじめからここまで衣装がユニクロだったわけではない。たとえば2010年のバンクーバーオリンピックのフリーではまるで貴族のような衣装で演技をしているし、2012年のGPシリーズはほとんど他の選手に引けを取らない派手で華やかな衣装を披露していた。

一体いつから「ユニクロ」になってしまったのか。簡単にこれもまた振り返ってみよう。2007年のグランプリファイナルショートの衣装


2007年のグランプリファイナルショートの衣装

ほぼ10年まえのパトリックチャン選手。鮮やかなブルーに黒の装飾が施され、一般的なフィギュアスケーターの衣装だろう。

@t_nexts)さんの投稿

2010年バンクーバーオリンピックのショート

これもまたイメージ通りのフィギュアスケートの衣装だ。

@yuzu__photogram)さんの投稿

2012年のカナダ大会での衣装

おそらくパトリックチャン史上最高ランクの派手さを誇るだろう。真っ赤なシャツと大胆に空いた胸元にときめいた女性ファンも少なからず板に違いない。ちなみにこの年のグランプリファイナルはパトリックチャン選手の優勝で幕を閉じ、彼にとってもっとも勢いのよかった時期だ。

@misamisa_023)さんの投稿

2013年にはいると、、、

なんだか色味がおちついてきたような。
次の年のソチ五輪もこの衣装で挑み、結果は銀メダルだった。1位は羽生結弦選手。

@uuuming)さんの投稿

2015年GPカナダ大会

この衣装である意味フィギュアファンが湧いた。
けがによってフィギュアから離れていたため、2季ぶりとなる競技復活。結局この大会も彼の圧倒的な強さで優勝はチャン選手になるのだが、ファンの中には「あの衣装はちょっと・・・」という反応の人も。

@yui120723)さんの投稿

2015年カナダ大会での表彰式の様子

こうみるとユニクロのマネキンにパトリックチャン選手が混ざっていても違和感はない。逆にここまで衣装がシンプルだと、チャン選手だけ目だって見える。

もはやユニクロがスポンサーなのではないかと思ってしまうレベル。
完全に一致とはこのことだ。

2016年GPカナダ大会のフリーのパトリックチャン

あらためて見てみると、やはりユニクロ。

まとめ

日本では、高橋選手や羽生結弦選手のように、毎回衣装でも我々に驚きを与えてくれる選手が活躍しているせいもあってか、チャン選手の衣装は大変地味にみえてしまう。しかし、彼の実力は世界トップクラスであり、経歴も輝かしい。彼がカナダが誇るフィギュアスケーターなのは確かだ。

年を追うごとに獲得するメダルが増え、カナダ大会に加えて今年の4大陸でも金メダルだった。チャン選手自身が成長したともとれるが、彼の衣装がユニクロっぽくなればなるほど強くなっているとも考えられる・・・一体衣装デザイナーは誰なのだろうか。もしかしたら、あのシンプルな衣装にも深いコンセプトがあるのかもしれない。
しかし、パトリックチャン選手は体格もよく身長も高いため、ユニクロ衣装が似合ってしまっている側面もある。単に彼自身の魅力を引き出すためのユニクロなのだろうか。

つぎの大会の舞台はロシア。次回もチャン選手がせいするのか、それとも今回惜しくも2位だった羽生選手がまきかえすのか。そしてこれからの彼の衣装のゆくえは!


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