【映画】ドントブリーズ吹き替えに水樹奈々&梶裕貴

映画

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2016年末に公開され、上映する劇場の少なさにも関わらず話題を集めたホラー・スリラーが、ついに日本語吹き替え版収録を発表。昨今ひどい吹き替えが批判に晒されますが、今回はアニメ声優として知られるプロも参戦。

 低予算ながら口コミで話題が広まり、ついにはボックスオフィスにて全米1位を獲得したホラー映画『ドント・ブリーズ』。3月22日に発売されるブルーレイ&DVDでは、劇場では見られない日本語吹き替え版が付きます。キャストは水樹奈々や梶裕貴など有名で実力のある声優ばかりです。

あらすじ

アメリカのデトロイトに住む貧困層の若者3人(ロッキー、マニー、アレックス)は空き巣をしながらお金を手に入れていました。ロッキーは盗んだお金をためて、育児放棄をしている親から幼い妹ディディとともに逃げ出す計画をたてています。あるひ、ロッキーのボーイフレンドのマニーはある独居老人の自宅に大金が隠されているという噂を聞き、彼女と友人のアレックスに強盗を持ちかけます。老人はアフガン戦争で負傷し視力を失っていて、家の周りは軒並み空き家と、強盗するには都合のいい条件ばかり。3人はこれが最後の盗みと約束し、深夜に老人の家に侵入します。

『ドント・ブリーズ』予告 日本語ver

オバケや怪奇現象は一切無いのに、ピリピリする緊張感と恐怖で見た人は震え上がるに違いないでしょう。なにより目の見えないおじいさんがありえないくらい強い。若者3人がかりでもどうにもならない強さです。あっという間に家に閉じ込められてしまった3人の運命やいかに!そして逃げ惑う若者たちの前にさらなる恐怖が訪れる!!

吹き替えでは老人含めみんな声が軽くなってなんだか可愛らしくなってしまった印象。しかし、梶さんも水樹さんもアニメのときとは違う声色で、声だけ浮いて聞こえるなんてことはありません。via www.youtube.com

キャストと吹き替え

はらはらドキドキのホラー映画ですが、キャストの演技力が観客の恐怖を引き出した面が大きいと思います。暗闇や命を掛けたかくれんぼシチュエーション自体はシンプルなものが多いので、役者の「怖がる演技」が怖い映画でもありました。吹き替えでは声の演出でどのくらい「怖さ」が引き立つかが見どころだと思います。

ロッキー(水樹奈々)

この物語の主人公。ひどい親から妹と逃れるためにお金を必要としています。人一倍お金に執着している彼女はなんとしても老人のお金を手に入れようとします。目的と強い意志を持った彼女に、水樹奈々さんの声はぴったりなのではないでしょうか。


マニー(江口拓也)

ロッキーの恋人。盗んだ金目の物を違法ルートで売りさばいています。老人の内への強盗を持ちかけたのも彼です。口が悪く粗暴ですが、仲間を思いやる場面もありました。吹き替え経験のある江口さんのマネーは、キャラクター似合っていて自然に聞こえます。

アレックス(梶裕貴)

ロッキーとマニーの仲間。父親が警備会社の防犯セキュリティーを管理しているため、セキュリティーに詳しく、3人の盗みは彼の知識なしでは成り立ちません。論理的な性格で、無茶なことをしようとするマニーを止めに入ることもしばしば。ロッキーに気があり、老人宅の強盗も反対していましたが、ロッキーの説得で協力することを決めます。いつもの梶さんの声とは違いますが、彼の冷静さや知的さが、声からにじみでているように感じます。

@akio075)さんの投稿

盲目の老人(沢木郁也)

戦争の時に負った傷の後遺症で盲目になってしまった独居老人。娘を交通事故で亡くし、加害者から多額の示談金を得て家のどこかに隠しているという噂が。目は見えないものの、戦争中に培ったと思われる戦闘術と異常なほど研ぎ澄まされた聴覚でロッキー達3人を追い詰めます。
声を担当したのはベテラン声優の沢木さん。via google imght

豆知識

撮影はほとんどハンガリー

舞台はアメリカのデトロイトですが、物語の殆どはおじいさんの家の中で進行するため、撮影の殆どはハンガリーのブダペストで撮影されました。老人の家の外観や景観はデトロイトで撮影されました。制作費は11億円と映画製作においては大規模とは言えない金額の中で、より安い撮影場所はデトロイトよりはブダペストだったのでしょう。しかし興行収入は現在までに日本円で172億円と十倍以上の黒字を叩き出しています。どれだけ映画が面白いかを物語っています。

水樹奈々がロッキー役に声を当てるのは2度目

ロッキー役の女優ジェーン・レヴィは2013年にリメイクされた『死霊のはらわた』にミア役で出演しています。その時にミアの日本語吹き替え版を担当したのが水樹奈々です。ちなみに『ドント・ブリーズ』の監督である フェデ・アルバレス監督は2013年版『死霊のはらわた』でも監督を努めています。ジェーンとアルバレス監督は旧知の仲なのですね。

『死霊のはらわた』出演時のジェーン・レヴィ

今回の作品の雰囲気とはかなり印象が違います。2013年版『死霊のはらわた』は最初のものと違い、よりリアルな恐怖を演出しています。ファンの間では、この怖さを絶賛する人もいれば、第一作目よりも地味だと批判する人もいました。CGや派手な演出によらない怖さを追求する、監督の恐怖の美学は『ドント・ブリーズ』にも受け継がれています。via google imght

盲目の老人役はジョジョの「あの人に似てる」

 確かにジョジョ三部のジョセフ・ジョースターにそっくりですね。映画のときよりも筋骨隆々なきがします。老人役のスティーブン・ラングは映画『アバター』の悪役マイルズ・クオリッチ大佐役を演じた経験もあり、御歳64歳とは思えない肉体美を誇っています。



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