『カーズ』実写化!日本オリジナルドラマで原作の面影なし

映画

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映画は第3弾まで制作され、ゴールデングローブ賞も受賞したピクサー映画『カーズ』が、なんと日本で実写化されることが決定。主演はなんと野村周平!そして車は出てこない?!本当に公式公認映画なのか?

ピクサー映画『カーズ』

車の擬人化キャラクターがおりなす感動のアニメ映画。見た目にインパクトがあり、映像を見れば「あ~。あの映画ね。」となる方も多いはずです。映画は最新作を含めて3つ公開されていますが、日本での興行収入はそこそこ。2006年公開の第一作目はジブリ映画『ゲド戦記』と公開がかぶってしまったため、興行収入が22億円と伸び悩みました。

@po.po330)さんの投稿

映画カーズ

中央の赤い車ライトニング・マックィーンが主人公です。第一作では期待の新人だったマックィーンがレーサーとして成長していく物語が描かれています。

2017年7月15日には、最新作『カーズ/クロスロード』が公開予定です。

ディズニー/ピクサー公認で実写化

最新作公開を見越してか、日本でカーズが『ランナーズ/クロスロード』というという題名で実写のオリジナルミニドラマ化されることが分かりました。舞台は日本の陸上界。主演は『ちはやふる』や『帝一の國』など近年話題作に続々出演し、注目を集めている俳優、野村周平です。いろいろと混乱する設定ですが、ディズニー/ピクサー公認での実写ドラマ化は史上初なのだとか。

気になる内容は?

ストーリーはピクサー本家の『カーズ/クロスロード』になぞらえてあります。最新作では、すっかりベテランレーサーとなったマックィーンが、最新型のルーキーのジャクソン・ストームなど新人レーサーたちとのプライドを賭けたレースで大事故を起してしまい、レーサーとして岐路を迎えます。 実写版では、野村周平演じるベテラン陸上選手の幕井雷斗(まくいらいと)が才能あふれる新人ツトムの出現によってランナーとして人生の岐路に立たされるストーリーです。陸上選手として華々しい活躍をしてきた幕井が負けたくないあまり競技中に転倒してしまい、人生の岐路に立たされます。

ちなみに、名前の幕井雷斗(まくいらいと)はえらくキラキラネームに見えますが、本家の主人公ライトニング・マックィーンをもじっています。ネーミングセンスが光りますね。ユニフォームもマックィーンを連想させる赤色です。

「カーズ」実写ミニドラマ!野村周平主演

via www.youtube.com どとらも、運命の決断を迫られる主人公が仲間との絆を深め、自分と向き合う物語です。映画もミニドラマもキャッチコピーは同じく「夢の続きか、それとも新たな道か?」。ピクサー史上最大の衝撃作とうたわれているだけあって、本家『カーズ/クロスロード』では最後にどんでん返しが待っていそうです。作中に登場する車も、現実の車をモデルにしている場合があるので、車好きの方はより深く楽しむことができるかもしれません。

主演の野村周平太自信ありの出来

主演を果たした野村は、この作品に手応えを感じている様子。

実写版カーズ主演の野村周平

実写化するならこういう話なんだろうな、というのを想像していたとおりの実写化でした。
車が主役ですが、人間ドラマなので、やりづらいと感じることなくできました。(幕井の)気持ちもすごくわかりやすくて、感情移入がしやすかったですね。悲しいというか悔しい気持ちが多かったのだと思います。そういう気持ちで演じました。

主演の野村のコメント 車の擬人化の実写化というややこしい設定をうまく演じきれたと自身を持っているようです。ストーリーの本筋は感動もの人間ドラマなので、車だろうが人間だろうが関係なく感情移入できるのは当たり前のように思えますが異例の実写化に葛藤もあったのでしょう。本編については、大人も楽しめる素晴らしい作品と太鼓判を押しています。

ネットの反応はイマイチ

異例の公式公認での実写ドラマ化した『ランナーズ/クロスロード』ですが、それを知った人たちからは衝撃と不満の声が吹き上がっています。

不満の声

違う「カーズ」を連想した人も

なぜ実写化した?

カーズが実写化したことに加え、陸上競技という設定に脳が追いつかないという批判が多数でした。もはや本家の面影がないのになぜ実写化に踏み切ったのでしょうか。

カーズ最新作と実写版のビジュアル

宣伝のため?

映画とオリジナルドラマ双方からなんの発表もないので真相は分かりませんが、制作を容認したディズニー/ピクサーの目的は日本での宣伝でほぼ確実でしょう。第一作目が、前の年に公開した『Mr.インクレディブル』に比べてあまりヒットしなかったことを踏まえ、宣伝に力を入れているんではないでしょうか。更に、アメリカでのテレビ放送では視聴率1ケタとチャンネルの選択肢が多いアメリカとは言え、ピクサーらしからぬ結果に制作側は頭を抱えていることでしょう。 そしてなぜ日本でだけオリジナルドラマ化するのでしょうか。2011年公開の『カーズ2』では、劇中にパフュームの楽曲が採用されて注目されました。日本にこんなにリップサービスするのは、自動車産業で世界的に有名な日本では車が主題の映画がヒットしやすいのではないか、というディズニー/ピクサー側の目論見があったのでしょう。ドラマ化の件も、もしかしたら本物の日本車で実現してくれると期待していたのかもしれません。

カーズ2のワールドプレミアに招待されたPerfume

どうして陸上?

しかし、車を使うのは制作費がかかります。本家のカーズでは、数え切れないほどの車が登場する上に、激しいクラッシュシーンなど、実写ではお金が掛かりそうです。また、実際に激しいカーアクションをやるとすると、廃車前提の車に加え、たくさんの優秀なレーサーやスタントマンが必要になります。あまりアクション映画が得意でない日本映画。苦手を避け、制作費をケチった挙句に陸上という比較的安上がりな謎のオリジナル設定を創ったのではないでしょうか。もしくは、はじめから陸上ドラマを撮りたかったのなら完全オリジナルで作ればよかったのに。

最後に

ストーリーラインは同じでも、実写化の方はピクサーの『カーズ』とは完全に別物と考えたほうがよさそうです。野村は役者としてとても実力があります。野村周平の陸上映画として楽しんだほうがいいのかもしれません。日本のカーズ実写ドラマは特設サイトにて7月15日より公開です。



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