劇場アニメ版『ゴジラ』サブタイトルは怪獣惑星!

映画

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『シン・ゴジラ』で再びブームが起きたゴジラですが、今年はアニメで劇場版『GODZILLA』が2017年11月の公開が決定しました。サブタイトルは「怪獣惑星」。なんだかキングコングを彷彿とさせますが、気になるあらすじは?

世界初のアニメ映画化

1954年の特撮映画に始まり、数多くのシリーズ、国内外でのリメイクがされてきた「ゴジラ」。2017年公開予定のゴジラはアニメ映画です。以外なことかもしれませんが、世界でアニメ映画化するのは史上初です。そしてこの作品に携わる人々もそうそうたるメンバー。期待値上がりっぱなしです。


公開されたコンセプトアート

 これまでのゴジラとは雰囲気が違います。まだゴジラらしき生き物は見受けられませんが、ばっちり武装した人物や近未来的なメカがみえてこれまでのゴジラの設定とは違うSF的な印象を受けます。
 そして画面右下には「Old Tanzawa」の文字が。もしかして神奈川県の「丹沢山」のことでしょうか??想像が膨らみます。via google.imghp


2017年3月に公開されたビジュアル

 これが映画ポスターに採用されるのでしょうか?!主人公が真ん中に凛々しく立っています。そしてタイトル『GODZILLA』の下に「怪獣惑星」というサブタイトルが。これまでのゴジラシリーズや『シンゴジラ』とは違い、SFの要素を主軸に制作していくようです。via google imght

世界初のTVアニメ化は


その名も『ゴジラ ザ・シリーズ』

1999年から2000年にかけてアメリカで放送されたテレビアニメ。アメリカ版『GODZILLA』の続編という設定で、ニューヨークを襲ったゴジラの卵が、浮かし、主人公ニックを親と勘違いして懐くところからストーリーが始まります。人間VSゴジラというよりは、日本の昭和の特撮シリーズのように、ゴジラが人間を守るために、他の怪獣と戦うというストーリーです。映画に引き続きゴジラは恐竜っぽいフォルムのままです。via google.imghp

ストーリー

巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。

移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は――。

主人公の名前はハルオ。そしてハルオの人生が壮絶だ…虚淵さんらしい重い設定の主人公ですね。他のキャラクターとの人間ドラマも期待できます。さらに、このあらすじから「怪獣惑星」の怪獣とゴジラは別物の可能性も考えられます。ゴジラと人間が手を組むストーリーもありえるのでしょうか?

豪華な監督・声優陣

 監督は、劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分』を始め、『純黒の悪夢』まで監督を務める静野孔文さん、アニメ版『亜人』の総監督を努めた瀬下寛之さん。原案、脚本は、『まどマギ』や『PSYCHO-PASS』の監督で有名な虚淵玄がトリオで努めます。それぞれの監督の特徴を見ると、作品の完成度が高いことがかんたんに想像できます。

 アクション映画監督としてレベルが高く、作画も綺麗な静野孔文さん。フルCGアニメーションの可能性を広げ、日本を代表するフルCGアニメーターの瀬下寛之さん、そして武器や車などメカが得意で、人間の心情を生々しく、鮮やかに描き出す虚淵玄さん。三人そろえば向かう所敵なしです。

監督コメント

静野
「ゴジラが大好きな人も全く知らない人も楽しめるアニメならではの壮大なスケールのエンターテイメントを目指しています。ご期待下さい。」

瀬下
「虚淵玄さんと静野監督、超個性的でグローバルセンスに富んだ才能を持つ2人のクリエイターと共に、壮大な世界観と人間ドラマを目指します」

虚淵
「ゴジラというタイトルに関わらせていただけるのは、日本に生まれたクリエイターとして最高の名誉である思っています。ここまで支えてきてくださった大勢のかたがたに感謝を捧げるとともに、ご期待に添えるよう全力を尽くす所存です。」

公式ホームページでの三人のコメントです。どうやら「壮大な世界観」と「人間ドラマ」が注目ポイントのようです。考察しがいのある大きなテーマを扱った庵野監督の『シンゴジラ』とは違い、劇場アニメ版『GODZILLA』は人物に焦点を当てるようです。観客も感情移入しやすそうですね。まさに、ゴジラが大好きな人も、知らない人も楽しめそうです。

キャラクターと声優

 公式ホームページにて出演が決定している6人の声優と、彼らが担当する主要なキャラクターのビジュアルも公開されました。


ハルオ・サカキ cv宮野真守

 主人公のハルオの声は宮野真守さんが担当します。ハルオは両親をゴジラに殺され、ゴジラに対して強い憎悪と復讐に燃えています。高い知能と強靭な肉体の持ち主です。強い意志をもった、主人公らしい人物像ですね。24歳。 

 宮野さんは、瀬下寛之さんが監督した『亜人』で永野圭役をつとめました。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主役ニュート・スキャマンダーの日本語吹き替え版を担当するなど、吹き替えも演じています。他にも舞台やアーティストなど幅広い分野で活動しています。

 via google imght


メトフィエス cv櫻井孝宏

 人間の寿命で言えば25歳ですが、実年齢は50歳。穏やかな性格で、種族にかかわらず尊敬を集める異星人です。ハルオのよき理解者でもあります。

 声優を担当する櫻井さんは、『PSYCHO-PASS サイコパス』の槙島聖護役で虚淵さんの作品に出演しています。昨年大ブームになった『おそ松さん』のおそ松役も務めています。via google imght


ユウコ・タニ cv花澤香菜

 ハルオの幼馴染で幼年学校時代は後輩。19歳。身体能力にややコンプレックスはありますが、兵器の設計や改造が得意分野です。

  花澤さんもまた、虚淵さんの手がけた『PSYCHO-PASS サイコパス』で主役の常守朱役を努めました。歌手としても活動していて、男女ともに人気があります。via google imght


マーティン・ラッザリ cv杉田智和

 イタリア系アメリカ人で環境生物学者。34歳。好奇心旺盛で楽天的な性格です。設定的に、ゴジラの生態や謎を解明していきそうな役どころではないでしょうか。

  杉田さんは実写化で話題の『銀魂』のアニメ版と劇場版で主役坂田銀時役を長いこと務めています。独特の低い声が特徴的です。via google imght


アダム・ビンデバルト cv梶裕貴さん

 ドイツ人で21歳。朗らかな性格でハルオに畏敬の念を抱いています。揚陸艇のパイロットを務め、ホバー操縦士としての腕もたしかです。

 梶さんは声優好きでない方にも名前は知られているのではないでしょうか。『進撃の巨人』のエレン・イェーガー役で一気に知名度が上がりました。若々しい声がアダムにぴったりです。via google imght


ムルエル・ガルグ cv諏訪部順一

 見た目の通り強靭な肉体の持ち主。人間の寿命で言えば35歳ですが実年齢は60歳。技術士官で頭はかたく、科学至上主義、合理主義の持ち主です。主要キャラの中では最年長です。

 諏訪部さんは「テニスの王子様」の跡部景吾(跡部様)役、昨年話題になった「ユーリ!!! on ICE」のヴィクトル・ニキフォロフ役など、女性に人気のイケメンな役どころが多いです。テレビ朝日で昨年放送された「声優総選挙」で第十四位にランクインしていました。

 via google imght

反響は

 ネットでは、「面白くないわけない」、「声優豪華!」など『GODZILLA』を楽しみにする声もあれば、そうでない声もあります。脚本と監督が超個性的な上に、「ゴジラ」というおおきな作品を扱うため、それぞれのファンも思うところがあるようです。

 やはり楽しみにしている人たちと、アニメ化にいい印象を持たない人たちとが半々なようです。他にも、鬱展開で有名な虚淵玄さんが脚本で大丈夫なのか、とか、コナンを商業アニメ化させた静野孔文さんが監督なんて絶対面白くない、など制作側に対するコメントもありました。さらに、昨年庵野監督が手がけたのゴジラがヒットしすぎて必要以上に比較されてしまうのではないか、など不安の種もあります。

 たしかに、制作陣もキャストも有名な人達で固めたせいもあり、観客の映画に対するハードルは非常に高くなっていることは間違いないでしょう。キャストも人気声優で固めるあたり、名前だけで客寄せしようとしていると言われるとそうかもしれません。それでも、世に数多くのヒット作や名作を送り出してきた監督・脚本ですし、声優陣の演技やキャリアに文句を言う人はいないでしょう。静野監督も言っていたとおり、期待して公開を待ちたいですね。


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